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廃棄家電は宝の山!家電リサイクル工場で見た驚愕の最新技術

2017.07.24

《シャープ》産業ロボットを独自にカスタマイズして液晶テレビ工場にマッチ

[CASE 2]熱して、叩いて、隅々までチェック。意外にスパルタンな液晶テレビ工場
シャープ栃木工場

シャープ栃木工場

1968年にカラーテレビ専門工場としてスタートした栃木工場。同社の技術のノウハウが詰まっている。「ここは当社にとって非常に重要な拠点。今後も、この工場で液晶テレビをしっかりと作り続けていきたい」と小谷氏。

小谷健一氏
シャープ
執行役員 コンシューマー
エレクトロニクス
カンパニー EVP
小谷健一氏

 製造工程で産業ロボットに頼ることで品質を保ち、またコストの削減を目指す工場もある。シャープの液晶テレビ工場、栃木工場もそのひとつだ。

 工場に足を踏み入れると、先に紹介した工場とは異なり、余裕のスペース、そして想像より少ない工員数に少々驚く。そして、こちらには産業ロボットが多用されているのだ。

 ロボットは液晶テレビのモニター部、ガラス板を一枚一枚持ち上げ、製造工程にのせる役割などを担う。大きなガラス板の運搬はキズや汚れがつかぬよう最新の注意を払う必要があり、まさにロボットならではの作業だ。しかもこれらは同社の別の製造に携わっていたものの転用。液晶テレビの製造工程にマッチするよう事業部内でカスタマイズして使用している。

「これは新たな工程が必要になった場合のさらなるカスタマイズや修理も自社でできるようにし、時間やコストのロスを抑えるため」(工場関係者)だという。

 経営再建に揺れる同社だが、昨年は4Kテレビ市場で大きくシェアを伸ばした。この工場から再建の〝芽〟が息吹こうとしている。

シャープ栃木工場

液晶テレビのガラス板を複数の吸盤で吸着し、一枚一枚持ち上げる。このロボットアームは、この工場用に自社でカスタマイズした。

シャープ栃木工場

【ココがスゴイ!!】
完成したテレビは実際に映像を映し出し色ムラの有無も目視で確認、そして画面を強く叩き、映像と音声に異常がないかもチェック。

シャープ栃木工場

4Kテレビのフラッグシップモデルなどを製造するライン。装備は他部署で使用したものを転用、カスタマイズし、コストの削減にも尽力。

シャープ栃木工場

さらに実験棟では40度に保たれた室内で、電源をONにし300時間の作動を検査。様々な検査を経て、やっと出荷することができる。

文/編集部

※記事内のデータ等については取材時のものです。

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