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廃棄家電は宝の山!家電リサイクル工場で見た驚愕の最新技術

2017.07.24

誰もが目を見張る流麗なデザイン、世界が注目する高機能を搭載した製品。〝着飾られた〟製品群にも、強力な裏方、工場があってこそ。その姿は、まさに小説『下町ロケット』の世界。現場を訪れると知られざる技術があった。

《パナソニック》「廃棄家電は宝の山」家電リサイクル工場で見た驚愕の最新技術

[CASE 1]高度なプラスチック再生技術で使命を終えた家電から〝お宝〟を抽出
パナソニック エコテクノロジーセンター

パナソニック エコテクノロジーセンター

使用済みのテレビ、洗濯機、衣類乾燥機、エアコン、冷蔵庫から資源を回収、新しい商品の材料として供給する「循環型モノ作り」の拠点。同社の技術が上がれば上がるほど、資源が増える。「使用済み家電は宝の山」と北平氏。

北平吉浩氏
パナソニック
エコテクノロジーセンター
取締役社長・北平吉浩氏

 日本の家電製品は、常に新機能・高性能を追い求めて開発されてきた。これらはどのようにして生まれるのか。モノ作りの現場、家電メーカーの工場へ“潜入捜査”を試みた。

 最初に向かったのは兵庫県加東市のパナソニック エコテクノロジーセンター(PETEC)。PETECは、使用済み家電製品からプラスチックや金属などの資源を回収、新商品の素材として供給するリサイクル工場だ。製造を主とする産業ロボットの姿は一切ない。役目を終えたテレビ、洗濯機、衣類乾燥機、エアコン、冷蔵庫。これらを分解、粉砕し、再利用できる金属やプラスチックを取り出し、再加工しようというだけか……。そう思った記者の目は甘かった。

◎再生工場に世界最先端の再生技術を投入

 確かに現場は使用済み家電製品がコンベヤーで運び込まれ、人の手で大まかに分解され、粉砕機などを使って粉々に砕かれていた。そこから排出されるチップは決してすべて同種類ではない。例えば樹脂系素材、いわゆるプラスチック素材にも、大きく3種類が混在しているのだという。これを個別に分けなければ、純度が下がり、再生品の品質を低下させてしまう。そこで独自の技術で金属とプラスチックに分け、それぞれもさらに素材別に瞬時に分ける技術を開発していたのである。これらで再生されるプラスチックの純度は何と99%と、世界トップの技術を実現。洗濯機などの新商品の内部に再利用されている。再生工場は資源も技術も、まさに宝の山であった。

パナソニック エコテクノロジーセンター

次々と移動する洗濯機群。ここはメーカーのリサイクル工場。役目を終えた家電製品の解体現場にも、モノ作りにつながる高技術が満載だった。

パナソニック エコテクノロジーセンター パナソニック エコテクノロジーセンター

パナソニック エコテクノロジーセンター

【ココがスゴイ!!】
エアコンの室外機はフロンガスを抜き取ったあと、手作業で分解。さらに粉砕をして、プラスチック片と金属片とを、磁石などを使って振り分ける。金属は鉄、銅、アルミなど素材別に分別されていく。工場には工程をわかりやすく解説したパネルが数多く配置されている。

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