
オヤジナリティー全開の闇市風立ち呑み、溝の口・Iの評価
オヤジス度 ★★
エルドラ度 ★★
オヤジナリティー ★★★
今回の店。手強かった〜! っていうか、呑み屋って結構ローカルルールがあったりするじゃない?
特に秘境系だと、たま〜にあるんだよね。過去にも焼酎を炭酸とかで割りたければ、外の店で買ってきて持込む店とか書いたじゃん? そういうその店独自のルールというか飲み方。あと他にあったかな、ないか。“たま〜に”って今書いたけど、正確には“極々たま〜に”だね。
まぁちょっとしたローカールルールなら、ある程度場数踏んでる酒好きならば、直感的にどうにかなるんだけど、今回の店はなかなか大変でしたよっていう、ローカルルールがなかなか手強い店の話!
川崎市に溝の口って駅がある。東急の田園都市線とJRの南武線の交わる、川崎西部では一番くらいに大きい駅。でっかいショッピングビルとかあるしさ、駅前はペデストリアンデッキなんつう、一体語源は何語だよ? っていう歩道橋が広場になっちゃったようなのが広がってる駅。
ちなみに知らないまんまってのも気持ち悪いからペデストリアンって意味調べたら“歩行者”だってさ。そんだけ。
で、その溝の口の駅に“西口商店街”っていう小さな商店街があるんだけど、ここがもう完全に戦後そのまんまなの。もう闇市時代から開発に完全に取り残されたというか、かたくなに拒否してるっていうか。渋い呑み屋もあるって噂は聞いてたんだけど、なかなかいく機会なくてね。
で、この前その近くに用事があったんで行ってきた。
いや、もうリアルに闇市。南武線の線路に貼りついたような細い歩道に、、今じゃ見かけないようなトタンの屋根がアーケードっていうか雨よけみたいに天井を覆っててね、線路との間には所々スダレなんかかけてある。
で、その通りに何軒も呑み屋はあるんだけど、3軒くらいは通りにテーブル出して、外で立ち呑みになってるような店がある。
午後4時くらいにいったんだけど、もうその時間から通りを一部占拠してる人はけっこできあがっちゃっててさ。そういう人は当然、夏だからジャンバーじゃなくって必ずキャップかぶってんの。60才超えて『Young Spirit』なんてワケわかんないロゴの入ったキャップ。