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2017.07.13

お気に入りのアナログ時計がスマートウォッチに変身する『wena wrist』のステンレスバンドとレザーバンド

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

◆wena wristからバンド単体が発売開始

 ソニーの新規事業創出プログラム(SAP)では、2014年~2016年度で9回のオーディションが開催され、毎回70ほどのチームが応募しているが、平均して合格するのは1~2件、ゼロのときや、通っても育成フェーズで無くなるものもあり、現在事業化しているものは12件。その中のひとつが第2回のオーディションで100チームほどの中から選ばれたwenaプロジェクトだ。開発者は当時入社1年目だった對馬 哲平さん(現・wena事業部 総括課長)で、wenaプロジェクトの第一弾製品である、昨年発売されたスマートウォッチ「wena wrist」は注目を浴びた。

 お気に入りのアナログ時計に組み合わせればスマートウォッチにできる「wena wrist」ステンレスバンド(シルバー/税別以下同 3万3880円、ブラック3万6880円)が7月11日から、12月下旬からレザーバンドの「wena wrist leather」(8380円)を販売する。発売に先駆けてwenaプロジェクト リーダーの對馬さんがプレゼンテーションする発表会が開催された。

「wena」は自然に身に着けられる電子デバイスを提案するテクノロジーブランド。昨年発売された「wena wrist」は、腕時計のヘッド部分、バンド部分が完全に独立して、ヘッドは通常の時計の機構、バンド部分にスマートウォッチとしての機能が入っている。スマートフォンと連動した電話やメール、SNSなどの通知を伝える機能、歩数などを記録する活動ログ機能、FeliCaを搭載した電子マネーによる決済を可能にするおサイフ機能といた3つの機能が備わっている。

 スマートウォッチ機能が入っているバンド部分は、ステンレス素材「SUS316L」を採用。手術用メスやスイスの高級腕時計に使われる素材で、メタルバンド自体をアンテナにすることで質感を実現した。特許出願中のバンド部分に集約したテクノロジーは、独自技術により部品を分散配置。分散配置は配線や防水が難しいという問題があり、開発にあたって一番苦労した点だという。

「学生時代に腕時計とスマートウォッチを両方着けていたが、2つ同時に着けていると変な目で見られることが多く(笑)、双方の利点を融合できないかと考えた。開発にあたっては、アナログ時計としての美しさとスマートウォッチの便利さを兼ね備えた製品にしたいという思いがあった。

 wena wrist開発時にはヘッドセットにするか、バンド単品で売るか非常に迷った。社内、社外からはバンド単品販売の意見が圧倒的に多かったが、バンド単品だと見た目からしてよくわからない商品と思われるのが嫌だったため、腕時計であるということをきちんと理解していただくためにヘッドセットで販売することにした。セット販売により腕時計であることを認知していただいたので、ステンレスバンド、レザーバンドの単品販売によってコミュニケーションコンセプトを変えたいと思っている」(對馬さん)

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