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2017.07.13

安心、安全、エコを目指し進化し続ける日本の鉄道の未来

ほとんどの人は、鉄道=移動するための手段としか考えていないだろう。しかし、先の震災、東京五輪などをきっかけに、鉄道が社会に〝やさしさ〟を持って歩み寄ってきた。その現状と未来を紹介する。

◎安心とエコがキーワード!明日を目指す鉄道

 新年度の鉄道ニュースといえば、国鉄の分割民営化によって誕生したJRグループ30周年をはじめ、「TRAIN SUITE 四季島」などクルーズトレインの誕生あたりが目につくが、身近な視点の話題も増えている。

 3月24日には札幌市営地下鉄全駅のホームドアが完成。複数路線を持つ鉄道としては、仙台や福岡の地下鉄に次ぐ全駅設置となった。国交省によれば昨年春現在で全国665駅にホームドアが設置されている。2006年の「バリアフリー新法」施行以来着実に増え、首都圏では2020年の東京五輪に向けて前倒しで推進している。

 同じく安心という視点では東京メトロや東急電鉄が相次いで発表した防犯カメラの全車両設置も興味深い。これは東京五輪に向けたテロ対策強化といえるが、車内の迷惑行為に対する抑止力としても期待される。もっとも肖像権など新たな問題も懸念され、導入各社はそのあたりも慎重な態度をPRしている。

 またこの3月期、JR貨物が四半世紀ぶりの黒字見通しとなった。環境対策という視点で進めてきたモーダルシフトが実を結んできたようだ。これまでにも佐川急便や福山通運などの専用列車を設定してきたが、トヨタの部品輸送を行なう専用列車も3月ダイヤ改正で久しぶりに増発された。鉄道による定時輸送の長所などが評価されているが、実はトラック運転手の人員不足によって加速したという見方もある。

 もともと鉄道は自動車に比べてCO2排出量が少なく、エネルギー効率も高い。さらに現在では省エネにとどまらず〝創エネ〟の動きも出てきた。「鉄道は斜陽産業」と言われて久しいが、全国各地で新たな道の模索が続いている。

【安全・安心】

●ホームドア設置の拡大

ホームドア設置の拡大
乗客がホームから線路に転落あるいは接触することなどを防ぐ可動式防護柵。ホームゲート、スクリーンドアなどとも呼ばれる。

●車内防犯カメラの設置

東京メトロ 車内防犯カメラの設置
迷惑行為などに対するセキュリティー向上を目指す。写真は、東京メトロの防犯カメラ。

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