
■連載/ペットゥモロー通信
フローリングでケガをする犬が増加中!愛犬の健康を守るための床対策
飼育環境の変化により、室内飼育が増えています。「室内は安全」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。なかでも、フローリングの床には危険が隠れているので、ぜひ見直してみてください。
愛犬がフローリングの床で滑ったり、脚を空回りさせたりしている姿を、見たことがありませんか? そのような愛犬の姿はユーモラスに見えますが、実は犬の体にとってとても危険な状況であることを、知らない飼い主さんもいると思います。
滑りやすいフローリングの床の上を走り回っているうちに、膝や腰の関節を痛めてしまい、股関節形成不全や膝蓋骨脱臼、椎間板ヘルニアなどを発症させる犬が多くいます。フローリングが原因による足腰の疾患は、どの犬種でも起こり得ますが、コーギー、ダックスフンド、レトリーバー種、太り気味の犬には、特にトラブルが起こりやすいと言われているので、注意してください。
愛犬の歩き方や骨格をチェックしよう!
もしかしたら、フローリングが原因で、膝や腰の関節疾患が既に発症しているかもしれません。では、関節疾患には、どのような症状が現れるのでしょうか。
◆後ろ足を引きずる
◆片足を引きずる
◆歩き方がおかしい
◆ギクシャク歩く
◆階段の上り下りが辛そう
◆立ち上がりにくそう
このような症状が見られたら、要注意です。
また、犬の立っている姿を後ろから見て、脚が変形していないかのチェックも忘れずにしましょう。愛犬の様子を観察して、症状が見られる場合や少しでも不安があれば、掛かり付けの動物病院を受診してください。
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