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2017.07.06

代表通算50得点、岡崎慎司が語る葛藤

■連載/岡崎慎司の考えるヒト。〜英国駐在フットボーラーの挑戦し続ける思考術〜

監督交代とともにレスターで先発復帰をはたした岡崎慎司。UEFAチャンピオンズリーグベスト8進出、リーグ戦連勝、日本代表通算50得点達成と、ポジティブな出来事が続いている。好転した現状をどう考えているのか?

岡崎慎司の考えるヒト。

■フレッシュな気持ちで挑むから継続できる

 久保(裕也)がクロスボールを中央に蹴り込んだ時、すでにゴールのイメージがパッと描けた。力みなく身体が動き、ボールを捕えた感覚、ゴールに吸い込まれるシュートの弾道……。すべてがイメージどおりだった。

 3月28日、ワールドカップアジア最終予選、タイとの一戦で、約10か月ぶりに僕はゴールを決め、代表通算50得点を達成した。

 監督やチームメート、スタッフ、家族や友人、そしてサポーターなどたくさんの人たちが喜んでくれたことが何よりうれしかった。つくづく、僕は周りの人たちに生かされて、ここまで来られたんだと痛感した。

「何で俺はこんなに下手なんや」と自分の能力の低さを常に感じながらも、何とか決めたいと思っている僕を、生かしてくれる仲間がいるから、僕はゴールが決められる。感謝の気持ちしかない。

 代表でも先発出場機会が少なくなり、得点からも長く遠ざかっていた。それでもフラストレーションをためることはなく、逆に燃えてくるものもあった。ポジション争いからも逃げなかった。「ゴールが決まらないのも、試合に出られないのも、特別なことじゃない」と平常心で受け入れた。

 代表では、レスターとは違う仕事を求められるのは当然と理解しながらも、うまく整理できない部分もあった。けれど、試合をベンチで見ながら、多くのことを考え、「自分ならどうする」という以上に自分のプレーにフィードバックできる情報を得られた。それをタイ戦で表現できたし、久しぶりにフル出場したことへの喜びも小さくはない。

 どのタイミングで試合に出るのかもわからない。そんな現状だからこそ、以前にもまして毎試合、フレッシュな気持ちで挑んでいる。50得点もそんなリフレッシュの繰り返しの末にたどり着いた通過点だと思う。

 そのゴールがダイビングヘッドだったことで、FWとしての感覚を甦らせられる。だからこそ、ここでもう一度リセットして、今度は厳しい試合で重要なゴールを決めたい。このチームで、1トップで、もっとゴールを獲りたいという欲が漲っている。

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