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Googleの「Android O」はiOSを超えられるか?

2017.06.27

■クローズドなAppleの強みが弱点になるかもしれない

房野氏:先日行われたイベント「Microsoft Build」で発表された、WindowsとiOS、Androidをまたいでコピー&ペーストができるといった、OS間の横断的な動きをどう思われますか?

法林氏:僕は素直に、Microsoftのやっている方向性は正しいと思っています。彼らはOSの競争はしていない。Microsoftは「ウチはプラットフォームの会社だ」という言い方をしていた。Microsoftはクラウドのプラットフォームや色んなサービスのプラットフォームを作る。例えば音声やAIとかで、縦横無尽にプラットフォームを作っていく感じがする。Googleも近いといえば近いんだけど、Appleはちょっと違いますね。

石川氏:Appleはデバイスの会社ですよね。

法林氏:そこがこの先、Appleの不安要素。Buildのときに石川君と散々話したけれど、会社が持っているテクノロジーの規模感が、Google、Microsoftとは違うサイズ感で、方向性もちょっと違う感じがする。これからの時代、あまりOSを意識せず、サービスを1つ作ったら、iOSやAndroidはもちろん、ここにもあそこにも出します、みたいになっている方が普通だし、どこかで差分はなくなっていくと思う。例えば今、Facebookを使ったときに、iPhoneは動画がアップできるけれど、Androidはできないなんてことはないわけで、サービスプラットフォームとしての統一感は出てくると思う。

石野氏:そうするとiCloudがiOS限定なのがもったいない。iPhoneだとGoogleのサービスもMicrosoftのサービスも選べるし、Androidも両方とも選べるけれど、iCloudを使おうと思うとiOS端末だけ。そこでiCloudによっぽど魅力があればいいですけど......。一般的に考えて、クラウドサービスだったら幅広いプラットフォームで使えることが魅力になる。端末で閉じてしまっているiCloudはもったいないなと。

法林氏:それが強みでもあるけれど、弱点になってきている。ちょっと脱線すると、フィーチャーフォンの人がスマホに移行するときに、キャリアメールを止めて、他のサービスのメールアドレスを作って、それを普段から使うようにしましょう、となる。そのとき、どこのメールアドレスを作るべきかといったら、ここにいる全員は恐らくGmailを勧めると思う。でも、販売店によっては、ウチはiPhoneを扱っているからiCloudメールを勧める、というところもある。iCloudにすると、その先が辛い。

石野氏:潰しが利かなくなっちゃう。

法林氏:また閉じたものになっちゃう。そこがAppleの難しいところ。

石川氏:今後、IoTの話になってきたとき、Appleがすべてのデバイスを作ることができればいいけれど、いかにつながるかという視点で見ると、やっぱりGoogleの方が使い勝手がいいし、それに次ぐのがMicrosoftかなという気がする。

法林氏:Appleはクローズドのプラットフォームのやり方を考え直すべき時期にきているんだろうなと思う。

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