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2017.06.26

iPS細胞でパーキンソン病治療法の開発も!最先端医療研究の現場で始まっていること

 パーキンソン病という難病をいかに克服するか、iPS細胞を使った研究をまとめた記事を先日配信した。

 続編となる今回は、順天堂大学 赤松和土特任教授のグループによる最先端の医療研究施設を拝見、iPS細胞を使った未来の医療の実態に迫る。


順天堂大学大学院医学研究科
ゲノム・再生医療センター特任教授
赤松和土 医学博士

慶應義塾大学大学院医学研究科を1998年に卒業。2001年に慶應義塾大学医学部生理学教室 助手に着任。2004年よりトロント大学での研究のため渡加。2009年に慶應義塾大学医学部生理学教室 専任講師、2014年から現職。

■最新鋭の検査機械が並ぶ研究施設

 パーキンソン病の研究は、患者さんと健常な人の細胞(血液や皮膚)からiPS細胞を樹立することから始まる。それを分化し、グリア細胞とニューロン(神経細胞)を作る。

 研究に携わっているスタッフは医師だけでなく、薬学・農学・理学系などさまざまな分野出身の研究員が参加している。自主的に参加している医学部の学生もいる。写真で実験を行っている野中里紗研究員も薬剤師というバックグラウンドを持っているが、医療現場というよりは、実験室といった雰囲気だ。iPS細胞や分化させた細胞の培養には特殊な培地・試薬が使用されるが、500ミリリットルで数万円以上する高価な物が多いため、かなり多くの研究資金を必要とする。

 一眼レフカメラでおなじみのニコンによる医療研究機器があることに驚く。「BioStation CT」は、培養中の細胞を生きたまま経時的に記録できる細胞培養観察装置。最大30枚の細胞培養プレートを一度に培養できて、温度、湿度、二酸化炭素濃度、酸素濃度も常時モニターする。この装置を使って患者由来の細胞が病気の症状を示してくるところをキャッチすることができる。

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