■梅雨から使用が増える空気清浄機や除湿機に発火リスクも
NITEによれば、梅雨に使用が増える空気清浄機や除湿機の火災事故が多く発生しているという。
空気清浄機や除湿機による事故は、平成22~26年度までの5年間に合計117件(空気清浄機63件、除湿機54件)発生しており、うち、全体の66.7%(78件)が火災に至っているという。
主な原因は、不注意な使い方による事故、例えば、製品を移動させる際、電源コードに無理な力がかかって損傷することによる発火など、そしてリコール対象製品にもかかわらず知らずに使い続けていることが挙げられるという。
トラッキング現象だけでなく、空気清浄機や除湿機の正しい取扱いと正しい使用にも気を配りたい。
▼NITEのリコール情報を検索できるページ
http://www.jiko.nite.go.jp/php/shakoku/search/index.php
参考:「平成28年5月26日【製安プレスリリース】空気清浄機や除湿機の事故にご注意ください(平成22~26年度までの5年間のデータ)」製品評価技術基盤機構
http://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2016fy/prs160526.html
(取材協力)
独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)
製品安全センター リスク評価広報課 灰川 祐司さん
http://www.nite.go.jp/
取材・文/石原亜香利
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