人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

3大キャリアの決算数字から読み解くケータイ業界のこれから

2017.06.26

 3社とも増収増益をはたし、好調を維持しているが、携帯電話回線の契約者純増数の伸びは鈍化している。ドコモの純増数391.6万はドコモ回線を利用するMVNOの増加分が入ったもの。KDDIの「モバイルID数」はau契約者数とMVNO契約者数を合わせた数値で、MVNO契約者数が大幅に増加したことで増加に転じた。KDDIの田中社長も「MNO間のユーザーの流動はほぼ止まった」という認識で、「MVNOベースでの拡大を狙う」と明言している。ソフトバンクの純増は、サブブランドのY!mobileが支えた形だ。

 大幅な契約者数増加が望めない状況で、各社が取り組んでいくといしているのが、既存ユーザーへの優遇や通信以外のサービスの拡大だ。ドコモが決算と同じタイミングで発表した、基本使用料が月額980円の「シンプルプラン」は、家族以外とほとんど通話をしないユーザーの要望に応えたものだという。また、5月10日にドコモポイントをdポイントへ自動的に移行。従来、dポイントはドコモの携帯電話利用料金に3000ポイント以上100ポイント単位で利用できたが、6月1日以降は、1ポイント以上1ポイント単位で利用できるようになった。

 KDDIはau STARに関する取り組みを強化して、2017年度は250億円をリテンション(既存顧客維持)に活用する。また、引き続き通信以外の分野、オンラインコンテンツやコマース、保険や損保とったライフデザイン事業に注力し、さまざまなパートナーとの提携や出資により新たなノウハウやユーザー基盤を獲得したいとしている。

 ソフトバンクは、「光ファイバーのバンドルによる1ユーザーあたりの売上を増やす。コンテンツやサービスでトータルに増やしていく」(ソフトバンクグループ 孫社長)ほか、Yahoo! JAPANとの連携も強化。6月1日からソフトバンクユーザーは「Yahoo!プレミアム」の特典が無料で使えるようになった。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年11月15日 発売

DIME最新号の特別付録は「スタンド一体型簡易スマホジンバル」!今年から5年先のトレンドまで丸わかり!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。