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2017.06.23

完全自動運転の実現はいつ?各社がしのぎを削る自動運転技術の開発最前線

人工知能(AI)技術を搭載したクルマはすでに各社から発売されている。その行きつく先にあるのは「完全自動運転」の世界だ。各社がしのぎを削る自動運転技術開発の最前線をレポートする。

 現代のクルマにAIは欠かせないものとなりつつある。特に「運転支援」(自動運転につながる一段階前の技術)は、すでに我々のモータリングライフの安全と効率を支えている。

 具体的には、自動ブレーキや任意の車間距離を一定に保ちながら前車を追走するアクティブクルーズコントロール(ACC)、車線からはみ出さないように警告を発したり、ハンドルを回すレーンキープアシスト(LKA)などが普及し始めている。それらの運転支援技術によって、事故を未然に回避したり、ドライバーの疲労を軽減したり、渋滞を減らすなど、ドライバーだけでなく社会全体が大きな便益を享受している。

◎自動運転車は〝走るスマホ〟

 これらを司っているのがAIだ。ここ数年の、センシングやデジタル技術の飛躍的な進化がそれを可能にした。今後、より高度な自動運転を実現していくためにはAIのさらなる進化が不可欠だ。これ以外に、パワートレーンの電動化、コネクティビティー、シェアリングなどの進化も重要なファクターになる。

 2017年2月時点で、市販車に搭載された運転支援技術の最先端は、ウインカーを出すだけで隣の車線に自動で移動してくれる「レーンチェンジ」機能だ。現時点でそれが可能なのは、メルセデス・ベンツ『Eクラス』、BMW『5シリーズ』、テスラ『モデルX』。いずれも自動運転の世界では「レベル2」といわれるカテゴリーだ。だが、アウディは2017年中に「レベル3」に対応したセダン『A8』を投入すると宣言しており、ステージが一気に進む可能性がある。

 今後は、複数車線からの合流の自動化や近接走行などが実現されそうだが、これらはまだ高速道路や自動車専用道などに限られており、一般道では次元の異なる高度なAIが必要になってくる。AIによって知的移動物体化していくクルマは、〝走るスマホ〟になれるのか?

BMW『5シリーズ』の最新モデル
BMW『5シリーズ』の最新モデルは高速道路や自動車専用道を70〜180km/hで走行中に、ウインカーレバーを長押しすると自動で安全確認をし車線移動を支援する。

メルセデス・ベンツ『Eクラス』
メルセデス・ベンツ『Eクラス』のセダンとステーションワゴンに装備された「アクティブレーンチェンジアシスト」は、ウインカーを2秒以上点滅させると、カメラやレーダーセンサーなどが自動で周囲の安全を確認し車線変更をアシストする。

テスラ『モデルS』
テスラ『モデルS』で装備されていたオートパイロットのステアリングアシストは『モデルX』(写真)にも採用され、ソフトウェアには最新バージョンが組み込まれている。ウインカーを出すと安全が確認された後に車線変更がアシストされる。

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