人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

知る人ぞ知るカードゲーム「民芸スタジアム 第1回チャンピオン大会」参戦レポ

2017.06.20

「民芸スタジアム」のルール。

全47枚の民芸カードとサイコロを使い、相手の民芸を攻撃しながら、先に一定数の民芸を自分の場にそろえた人が勝者。それぞれの民芸カードには1〜7のポイント、ジャンケン、特殊能力がある。上手く能力を使いながら、勝利を目指す奥深い戦略が楽しめる。

自分の場に民芸カードを出して増やしつつ、相手の場にある民芸カードを攻撃。相手のカードを減らしていき、自分の場の民芸カードの総合得点が20ポイントを超えたら勝ち。1人が勝ったら終了となる。

文面でルールを教えることの難しさよ。

「じゃ、やりながら覚えようか」が言えない狂おしさよ。

先ほどの説明では、面白さの1/10も伝えられれない。ライターとしての力不足は否めないが、一個人として言わせてもらいたい。「民芸スタジアム」はめちゃ面白い。シンプルなルールと熱狂させる深い戦略性が共存している。

「情報を提供していただいた民芸職人の方々を思うと意味のないカードは作れない。全てのカードに存在意義があるんです」と高橋さん。その熱い民芸愛をプレイした誰もが感じるハズ。

その特殊能力は民芸の効能にリンク。

例えば「猫に蛸」は招き猫に蛸(多幸)が絡むことで倍の幸福がやってくる、そんな意味が込められている。だから、カードの特殊能力も「倍の幸福」に合わせて「もう一度自分のターンが行う」といったものとなった。

苦労した点を伺うと「民芸職人の方々から使用許可を貰うのも大変だったけど、やっぱり特殊能力を作ることかなぁ。ゲームバランスを崩さないように47の能力を考えるのに1年は掛かりましたね」

運ゲーではなく頭脳ゲーム、ただ運の要素も残したい。プロとアマが戦い、プロが7勝3敗するゲームバランスを目指したそう。

僕は体験し「創造主である高橋さんの性格がモロに出てるなぁ」と感じた。高校時代にハマった「シンペイ」も「民芸スタジアム」もどこか意地悪で。お互いの目論見をジャマし合う内容なのだ。その旨を伝えると「競い合って欲しいからね」と笑った。高橋さんのゲームをやると、程度の低い未来予想図は叶わない。一瞬の閃きと巧みな戦略性が重要!そんなことを再確認する。

いやはや、日本の伝統工芸も学べるシビアなゲーム「民芸スタジアム」オススメ。

民芸スタジアム 公式ウェブ https://ameblo.jp/simpeiidea/entry-12250404019.html

取材・文/ヨシムラヒロム

1986年東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業。
イラストレーター、コラムニスト、中野区観光大使、五反田コワーキングスペースPaoで週一度開かれるイベント「微学校」の校長など幅広く活動。
2016年3月に単著デビュー作「美大生図鑑」を上辞。購入したい方はコチラから

美大生図鑑

■連載/ヨシムラヒロムの風土フード

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2020年2月15日 発売

DIME最新号は「6WAYキッチンオープナー」と「超快適マスク」の2大付録に注目!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。