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2017.06.19

牧場で生まれた白猫ぷるちゃんの物語

■連載/ペットゥモロー通信

牧場で生まれた白猫ぷるちゃん

「目の前にいる人を救うために何ができるか考える。神様の目をまっすぐに見つめて胸を張れる生き方。それが揺ぎない信念」

歌手・美輪明宏さんの言葉は、覚悟を決めて猫と暮らし始めたKさんの思いと重なる部分があるのかもしれません。

ブルーアイが美しいこの子の名前は「ぷるちゃん」。とっても臆病だけど穏やかで優しい4歳の女の子です。

「名前は家に連れて来たときにプルプルと震えてたので『ぷる』と名付けました」

そう語るKさんとぷるちゃんとの出会いは牧場でした。というのもKさんは馬の仕事に携わって28年のベテラン。厩舎で馬のお世話をする厩舎員として働いています。

そんなKさんが以前働いていた牧場には黒猫が住み着いていました。同じ厩舎員のおじさんがまめに面倒を見ていたそうなんですが、

「ある日、黒猫が厩舎で子供を産んだんです。黒1匹と白3匹。その時はまだ猫を飼う気持ちにはなってなかったんです」

「実はその一ヶ月前に13年飼っていた愛犬が亡くなったばっかりだったんです」

愛犬とのつらい別れに悲しみも癒えていない状況。心の準備は整っていませんでした。そこでKさんは引き取ってくれる里親を探しました。生まれてから3か月、黒猫と白猫1匹は里親が見つかりましたが、もう一匹の白猫だけはなかなか貰い手が見つかりませんでした。

その白猫だけは他の子と違って、人が来ると隠れてしまったり、ご飯も人が居なくなるまで食べに来ない人見知りな子だったそうです。これだと誰も貰ってくれない、Kさんの不安は募るばかり。さらにもう一つ危惧していたことがありました。

「目を見たら、少し焦点が合ってない…。ブルーアイだし聴覚に障害があるから怖がって隠れるのかも?」

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