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2017.05.30

テクノロジーでクルマと社会の未来はどう変わる?フォードの考えるスマートモビリティーの形

 ドライバー不要の自律型自動運転自動車やコネクテッドカー、音声認識技術を使ったAIエージェントによるアシスト機能など、自動車を取り巻く技術は急速に進化しています。それらの技術は私たちの社会や生活をどう変えて行くのか。アメリカのトップ自動車メーカーであるフォードの取締役会長を務めるビル・フォード氏は、SXSW2017で「Conversation with Bill Ford on Smart Mobility」と題されたカンファレンスに登壇し、スマートモビリティと呼ばれる新しい移動手段が定着する社会の未来について、興味深い話をしていました。

 自動車技術ジャーナリストのダグ・ニューカム氏との対談形式で行われた本講演で、フォード氏は「クルマ社会の変革は確実に訪れる」と言い、変化に向けた具体的な取り組みも始めていると説明します。「フォード社は10年前からメガシティ構想に取り組み、スマートモビリティなど新しい移動手段のあり方とそれらが社会に与える影響について、専門家や有識者らと共に考えている」と言います。

 
自動車や高速道路の普及で社会を大きく変革させたフォードの創設者を曽祖父に持つビル・フォード氏(右)と司会役のダグ・ニューカム氏の対談では、移動手段の変革が社会にもたらす影響について語り合われた。

 いつでもどこでもオンデマンドで移動できるUberやLyftなどのサービスが登場したことで、既存の移動手段に対する考え方が変化し、生活にも変化をもたらすとフォード氏。「たとえば、都心にある会社へ通勤するのに何時間もかけて渋滞する道路を使わなくてもすむ、よりスマートな方法で移動できるとわかれば、住む場所の選択肢は大きく広がり、今後の都市開発にも影響するでしょう」。ニューカム氏も「日々の移動手段は思った以上にQOLと密接に関係している。クルマの存在意義も変わるだろう」とコメントしてます。

 最も変化の影響を受けるのは、小さな子どもや目が不自由な人たちで、本当の意味で誰もがどこへでも自在に移動できるようになる時代がまもなくやってくるとフォード氏は言います。ただし、実現するには技術よりも社会の仕組みとしてどう受け入れるかが大事で、そこで様々な議論が必要になるともしています。「自動運転自動車は危険だと考える人は少なくないですし、自動車や飛行機の登場から移動手段として受け入れられるまで時間がかかったように、スマートモビリティも社会に定着するにはそれなりの時間はかかると考えています」

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