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安土城の謎を追え!プラモデルの街・静岡で生まれた注目の木製城郭模型

2017.05.30

静岡ホビーショーで最も注目を浴びた出展は何か。

もしかしたらそれは、「城の模型」ではなかったか。

静岡ホビーショーに登場する製品は、そのほとんどがプラスチック素材のものだ。なぜ「プラモデル」というものがあるかといえば、木製模型よりもプラスチック模型のほうが多様な加工ができると見なされていたからだ。金型を使って鋳造品のように製造するため、木材よりも量産が利いていた。

だが、今は状況が変わった。レーザー加工技術が発達したため、題材によっては木製模型のほうがよりリアルなものに仕上げられるのだ。
その代表格が、城郭模型である。

・安土城の天守

静岡県静岡市に本社を置くウッディジョーは、木製模型の分野では世界最先端の技術を有するメーカーである。

静岡ホビーショーでのウッディジョーのブースを見た人は、誰しも息を呑んだはずだ。ずらりと並んだ150分の1スケールの城郭模型を前に、多くの来場者が圧倒されていた。プラスチックでは絶対に実現不可能な重厚な佇まいが、木製の城郭模型にはある。

そしてその中で異彩を放っていたのは、安土城である。織田信長が情熱を注いだ、あの安土城だ。筒状の天守がより豪華さを際立たせている。

だが、安土城は画像史料がほとんど残っていない建造物ではなかったか。

「この模型を作る際、我々は他社と論争をしました」

そう語るのは、ウッディジョー代表取締役の常木則男氏。現存史料が極めて少ない安土城を再現する上で、やはり城郭模型を手がけている有名企業D社と議論を交わしたという。

「分冊出版で有名なD社は、安土城の模型も手がけています。ですがD社と我々の安土城はまったく別物。ほら、天守の下層部分をご覧なさい」

安土城の天守は二層構造で、下層部分は八角堂になっている。そしてその八角堂をぐるりと一周する回廊があるわけだが、D社の安土城天守は八角堂の側面に屋根の最上部が迫り出し、歩いて周回することができない。

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