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屋外スポーツをする子どもや近視の人は要注意!紫外線を長時間浴び続けるリスクと対処法

2017.05.27

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

 大型連休も過ぎ、紫外線(UV)が気になる季節が到来。紫外線は美白など女性がケアするものだと思っている男性も多いが、紫外線は肌だけではなく眼にも影響を及ぼす。毎日受ける紫外線によって、眼にも“シミ”ができる場合もあるという。

 ジョンソン・エンド・ジョンソンメディアセミナーで発表された、金沢医科大学 眼科学講座 佐々木 洋教授による「紫外線が眼に与える影響と対策」について講演の内容を紹介する。

◆日本人は欧米人より眼に浴びる紫外線量が多いのにあまりにも無防備?

 眼が浴びる紫外線の量は冬でも夏の半分ほど浴びており、さらに8時ぐらいから夕方4時まで長時間浴びていて、皮膚と眼では紫外線の浴び方が違う。肌のUV対策は春から秋にかけて、10~14時に集中的に行えばよいが、眼のUV対策は1年中、朝から夕方まで必要だということが、下記の頭頂および眼部の被ばく量のデータからわかる。

 アスファルトと雪面などを想定した反射シートで比較すると、反射シートで紫外線の被ばく量が2倍以上、身長が低い子どもの反射面の眼部被ばく量は大人の1.4倍にもなる。さらに骨格が異なる東洋人と西洋人でも浴びる量に差があり、平坦な顔の東洋人は眼に入ってくる紫外線量が西洋人に比べ1.5~2倍にもなる。紫外線を慢性的に浴びると、結膜充血などの急性障害、眼裂斑、翼状片、核白内障などの慢性障害のような眼の疾患が起こるので紫外線対策がより必要となる。

 サングラスやメガネ、UVカット有りコンタクトレンズのUVカット率を比較すると、メガネでは脇から入る紫外線はカットできないため、鼻側では紫外線が20倍にもなる。UVカット有りのコンタクトレンズは黒目全体をカバーするので、横からの紫外線をほぼカットしてくれることがわかる。ただし白目の一部はコンタクトレンズでもカバーできないので、佐々木教授自身はコンタクトとメガネを両方つけて防御しているとのこと。併用することでUVカットがより効果的になる。

サングラス、メガネ、UVカット有りコンタクトレンズは紫外線からの眼の保護に有効だが、日本ではサングラスはあまりよく思われない印象があること、紫外線に関する目の疾患をどのくらい予防できるかというエビデンスがとても少ないこと、UVカットの目的でのコンタクトレンズ処方は保険適応とならないことなどの理由から、日本人は眼のUVカットに無防備な人が多いのが現状だ。

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