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あなたの上司がエリートかどうか見極めるポイント

2017.05.29

■エリートならば、認められている

 上司が同世代の中で突出して優秀な人であるならば、会社の上層部(役員以上)が何らかの措置をとるはずだ。例えば、大企業でも30代前半で課長、30代後半で部長にしてしまうとか、数百人規模の関連会社の役員にすることなどをするかもしれない。あるいは、ほかの会社から誘われ、そこに移り、華々しく活躍をしている。このような人は企業社会では少数だが、実際にいるのだ。

 いずれにしろ、一定のレベル以上の会社ならば、突出したエリートには何らかの対応をしている可能性が高い。30代後半~50代になっても、あなたの上司がそのような待遇を受けていないならば、「そこそこに優秀」な人材でしかないはずだ。あなたの前でエリートであるかのように虚勢を張っている可能性が高い。

■エリートならば、部下を育成できる

 上司がエリートならば、怒ることもなく、不満を持つこともなく、あなたに仕事を教えることができる。部下の育成も指導も抜かりなく、きちんとできるはずだ。しかも、実にわかりやすい言葉で説明ができて、早いうちに効果が出るように誘う。それができるのが、エリートなのだ。経験が浅く、力量に乏しく、判断能力も低いあなたがレベルの高い仕事をできるはずがない。それを補うために、上司がいる。だから、管理職手当を毎月も受け取っているのだ。

 ところが、さしたる実績もなく、わかりやすく教えるだけの力や経験がない人が甘い査定評価や人材難という理由から上司になり、知ったかぶりで教えている。ここに、深刻な問題がある。しかも、自分をエリートと信じ込んでいる場合すらある。

 多くの会社員は、社員間で激しい競争をしない。しなくとも、雇用は守られ、成果や実績以上に高い賃金を受け取っている。しかも、ほかの会社の社員のレベルを正確には知らないから、得てして自分を過大に評価する。自信がないのだろう。

 あなたの上司も、そのタイプかもしれない。どうか、委縮することなく、上司と接してほしい。あなたの上司は、エリートではない。ごく普通のレベルの会社員でしかない。たいした人材ではないのだ。

文/吉田典史

ジャーナリスト。主に経営・社会分野で記事や本を書く。近著に「会社で落ちこぼれる人の口ぐせ 抜群に出世する人の口ぐせ」(KADOKAWA/中経出版)。

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