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あなたの上司がエリートかどうか見極めるポイント

2017.05.29

■連載/あるあるビジネス処方箋

あなたの上司がエリートではない、これだけの理由

 上司は、部下の前で虚勢を張ることがない。過去の実績や経験を誇示したり、話を膨らましたり、嘘をついて語ったりすることもある。エリートとは言い難いのに、抜群に優秀な人材であるかのように振る舞う人も少なくない。それで萎縮し、腰が引けてしまう部下がいる。それでは、あなたが損をする。

 今回は、あなたの上司がエリートとは言えない理由を私の取材経験をもとに考えたい。

■突出したエリートは生まれない

 会社という組織では、同世代の中で突出したエリートが生まれない可能性が極めて高い。この場合のエリートとは、「同世代(入社年次が5年以内とする)の中で、毎期の人事評価が常に上位1割に入っている社員」とする。こんなに優秀な人がいるとしたら、強い不満を持ち、遅かれ早かれ、辞めていくだろう。

 会社は社員が同じような価値観やミッション、考えを持ち、仕事をする組織だ。そのために、新卒でも中途でも、採用試験ではその文化や社風に染まることができうる人を雇う。入社後は、組織人として動くことができるように、様々な研修をする。配属部署で仕事を始めても、上司やその上司などの指示や判断に従い、動く。

 こういう組織に長年いる以上、抜群に優秀な人はまず生まれない。「そこそこに優秀な人」をつくろうとするのが、会社なのだ。このことを心得ると、上司がいかに自分のことを突出したエリートであるかのように振る舞ったところで、しょせん、「ごく普通の会社員」のレベルでしかない可能性が高い。「普通」であるからこそ、虚勢を張り、大きく見せようとしているともいえる。

■せいぜい、「そこそこに優秀な人」

 抜群に優秀な人が本当にいると、その人の力や実績、成果を上司や人事部などで正確に判断し、査定することは相当に難しい。「そこそこに優秀な人」ならば、上司はある程度は判断できうるだろう。人事異動をさせようとするときにも苦労をするはずだ。正確に査定できないのだから、人事部などで配属部署を見つけることができない。昇進・昇格の際も、その人のことをわかっていない以上、誤った判断をする可能性がある。

 あなたの上司は長い間、こういう組織にいる。「そこそこに優秀」であったとしても、抜群に優秀であることはまずない。エリートである可能性は相当に低い。部下であるあなたは、そんな人に必要以上に委縮するべきではない。

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