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2017.05.24

【開発秘話】累計300万個以上売れているフローフシ『THE まつげ美容液』『THE アイクリーム』

■連載/ヒット商品開発秘話

 マスカラでありながらまつ毛ケアも可能な『モテマスカラ』で若い女性から支持を集めているフローフシが2015年10月に発売した、『THE まつげ美容液』が売れている。特徴は、独自の美容液成分「エンドミネラル」を配合し、強さと太さ、ボリューム、長さを兼ね備えた、強くて質の良いまつ毛を育むこと。2016年11月に発売された派生品『THE アイクリーム』と合わせて、2017年4月末までに、2つ合わせて300万個売れているという。

■『モテマスカラ』より前からあった、『THE まつげ美容液』の構想

THE まつげ美容液
THE まつげ美容液

 開発を担当した今村洋士さんによれば、『THE まつげ美容液』は2011年に発売された『モテマスカラ』よりも前に構想され、開発も行なわれていたという。同社が創業したときに、すぐ発売することができたが、先に『モテマスカラ』を発売することになったことから、発売を遅らせた。今村さんは発売を遅らせた理由を、次のように話す。

「まつ毛美容液は効果が予想しやすく信じてもらいやすいですが、マスカラを使った育毛は誰もが難しいと思うはずです。フローフシというブランドをつくり将来的な広がりを生むために、まずはマスカラで育毛できることを体感してもらうことを優先するという理由から、『モテマスカラ』を先に販売することにしました」

 この狙いは見事に当たり、同社はマスカラでシェアトップになった。効果を信じてもらえる土壌ができ、まつ毛の育毛ができる、というブランドイメージをより強固にするべく、『THE まつげ美容液』は投入されることになった。

■指で塗るアイデアは『iPhone』から

『THE まつげ美容液』の開発は、「エンドミネラル」をキー成分にして進められた。徐々に出回るようになってきたまつ毛美容液を見ながら、必要とされるまつ毛美容液の最終形を考え、処方を組み直すなどした。ただ、エンドミネラルは力が強く、水っぽくなってしまいやすいとのこと。テクスチャーをゲル状に保つのが難しかったが、天然のゲル化剤を使うことで問題を解決した。

 また、使い方は指にとってまぶた全体に塗るだけとし、道具はいっさい使わないことにした。

「他社のまつ毛美容液は、マスカラを使ってアイライナーみたいにまつ毛の生え際に塗るようにしていましたが、それを見たときに、面倒臭くストレスを感じるだろうと思っていました。実際、そういう声もあったことから、指でまぶた全体に塗るというアプローチを採用することにしました」と今村さん。指でまぶた全体に塗ることにしたのは、ストレスを感じることなく簡単にできるようにするためと、健康なまつ毛を育てるためには、まつ毛の土壌であるまぶたの血流を改善することの方が根本的な対策になるからであった。

 このやり方は、『iPhone』を操作するところからヒントを得たという。最初はツールを使うことも考えたが、指でスマートフォンを操作するところを見て、指をツールとして使うことを思いついた。

『THE まつげ美容液』は、まぶたと上下のまつ毛に指で塗るだけ
『THE まつげ美容液』は、まぶたと上下のまつ毛に指で塗るだけ

 さらに化粧品である以上、機能とともにファッション性も無視できない。そこで、チューブを土壌と植物をイメージさせる2トーンカラーにし、底を弧を描くようにカットした。一般的にはまっすぐカットしてシールされるが、「これは美しくないからどうしてもイヤだった」と今村さん。そのために弧を描くようにカットしたが、シールできる機械が日本になかったため、北欧から機械を輸入したほど。すべての面で、いっさいの妥協を許さなかった。

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