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残念な上司にならないための傾向と対策(2017.05.19)

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『残念な人の思考法』『残念な人の仕事の習慣』『残念な人の英語勉強法』……。様々な「残念な人」に関する著書がベストセラーとなっているビジネスコンサルタントの山崎将志氏。山崎氏が見た「残念な上司」の傾向と対策とは――。

■「残念な上司」とは「もったいない上司」

 自ら複数の企業を経営するだけでなく、経営者などと幅広いつきあいのある山崎氏も、「残念な上司」が増えているとの実感がある。

「ここ数年、多くの経営者から〝マネージャー(管理職)を任せられる人材がいない〟と聞きます。ヘッドハンティング会社に聞いても、マネージャーの引き合いが一番多い。それだけ、自前の管理職に〝残念〟と呼ばざるを得ない人が増えているということでしょう」

 山崎氏の考え方では、会社組織はピラミッドの頂点に経営者、その下にマネージャー(管理職)、その下にオペレーター(平社員)という3層構造で成り立つ。多くのマネージャーは平社員時代に能力を発揮して管理職に登用されるが、オペレーターとして優秀なことと、マネージャーとして優秀なこととは全く別という。

「私が知る〝残念な上司〟というのは、やる気も能力もあり、オペレーターとしては一流。しかし、何かが間違っていたり、勘違いしていたりするために、管理職としては一流ではない。だから、残念な上司とは〝バカな上司〟という意味ではなく、〝もったいない上司〟と言うことができます」

 山崎氏が知り合いから聞き、思わず「残念!」と漏らしてしまったのは、こんなエピソードだ。

「ある広告関係の会社の話ですが、自分の仕事のペースに合わせ、管理職になってからも夕方6時に出社して午前3時に帰社するような上司がいるそうです。その間、部下からすれば、上司の判断を仰がなければならない仕事がすべてストップしてしまう。一方、自分のペースで金曜の深夜でも部下に仕事の指示などをメールでするため、部下は週末も気が気でない日々を過ごすことになる。これでは、たとえ本人の仕事がどれだけ利益を出していようとも、部下のやる気を引き出すマネジメント力に欠けていると言わざるを得ませんし、何よりも組織の一員としてのロールプレー(役割)ができていないと指摘せざるを得ません」

 「オレ流上司」や「マイペース上司」のように、組織内で求められている役割を果たさないまま自分のペースで仕事を進めることは、「残念」と呼ばざるを得ないわけだ。

 一方、我が道を優先する上司とは対照的に、自分に自信のない上司も厄介だという山崎氏。前ページで紹介した「どっちつかず上司」が典型的だが、こうした優柔不断な人がする言い訳にも問題は露呈するのだという。

「何かにつけて人事に、〝忙しくて人が足りない〟〝研修してくれ〟などと言うのですが、仕事がうまくいかないことを他人のせいにしているだけ。自分から問題を解決しようという姿勢が全く感じられません。自ら、自分には組織をまとめる能力がない、と言っているようなものです。また、部下から相談された時に、〝君はどう思う?〟とか〝何がやりたい?〟などと返すような上司は、残念としか言いようがない。部下が上司に相談する時に求めているのはふたつだけ。承認または決断です」

 管理職が決められないままだと、部下も目の前の仕事に没頭することができないのだ。

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