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日本初のEVベンチャー、GLM社が目指すクルマの未来(2017.05.20)

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■連載/金子浩久のEクルマ、Aクルマ

 GLMのEVスポーツカー『トミーカイラZZ』の試乗レポートは、以前、本連載で紹介したばかりだが、試乗車両をショールームに返却しに戻ると、同社の小間裕康社長が待っていた。パッと見、若くて、独りでノートパソコンと向き合っている様子は、自動車メーカーの社長というより、やはりIT企業というか、ベンチャー企業の社長そのものだ。『トミーカイラZZ』の感想を伝えると「了解してます」という表情で頷く。

日本初のEVベンチャー、GLM社が目指すクルマの未来

「『トミーカイラZZ』はご指摘の通り、当社の第1号となる製品です。エンジン版が元にありましたから、我々はクルマの造り方を学ばせてもらったようなものです。『トミーカイラZZ』は当時にして画期的なアルミ合金をシャシーに用いていましたから、特に軽量化と高剛性の両立を習得することができました」

 同社は、第2弾となるスーパーカー『G4』を、今年行なわれたパリ自動車サロンに続いて、今年4月に日本で発表したばかりだ。これは『トミーカイラZZ』とは全く異なったスタイルの4ドア4シーターボディーのEVスーパーカーだ。

 前後のドアが跳ね上がりながら観音開きするアビームセイルドアが外観上の大きな特徴で、前後に1基ずつモーターを搭載し4輪を駆動する。最高出力はシステム全体で540馬力、最大トルク1000Nm。0-100km/h加速3.7秒、最高速度250km/hというハイパフォーマンスを誇る。1回の充電で走れる距離は欧州の標準試験基準であるNEDCに基づき400km。

 車両価格は4000万円で、2019年の量産開始を予定している。目標販売台数は1000台。販売は国内だけでなく、ヨーロッパ、中東、香港、中国にも輸出を計画していると話す。『G4』は、外観デザインだけでなく、その性能やコンセプトなど『トミーカイラZZ』と共通するものは何もない。性能面でも大きく進化している。

「エンジンを積んだクルマの延長線上にあるものではなく『G4』は全く新しいコンセプトによるものです」

 同社が既存の日本の自動車メーカーと大きく異なっているのは、自社で生産を行なわないところだ。開発と販売は自社で行うが、生産は外部に委託する。

日本初のEVベンチャー、GLM社が目指すクルマの未来

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