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2017.05.16

間違いだらけの定義に喝!意外と知らないクラフトビールの真実

近年、大人気のクラフトビール。とはいえ、それってどんなビールで、何が違うの? その疑問をビアジャーナリストの藤原ヒロユキさんに直撃。さらにクラフトビールの基本も押さえて、その魅力に迫った。 

◎クラフトビールに製造規模は関係なし

 クラフトビール=小規模醸造所で造られるビール。そう思っている人も多いはず。だがこれに、藤原さんは異論を唱える。

「なぜそうした定義が広がったかというと、日本では〝クラフト〟の言葉が〝工芸〟の意味で使われることが多く、小規模な工房で造られる手作り的ビール、と認識されたこと。さらにクラフトビールの本場・アメリカの団体が定義を〝Small〟〝Independent〟〝Traditional〟としたために、そのワードのイメージのまま、受け取られて広がったのではないかと。けれどアメリカは小規模といっても日本の230倍の生産量ですから全然小規模なんかじゃないんですよ」

 では、藤原さんの考える正しい「クラフトビール」とは?

「1960年代中頃にアメリカ西海岸で始まり、やがて全米に広がった小規模ブルワリー(醸造所)の流れを汲むビール。さらにそれに影響を受けたアメリカ以外の国の醸造所が造るビール、と考えています。大手のビールに飽き足らなくなったアメリカ人がヨーロッパの伝統スタイルに倣ったビールを造り始め、地元産ホップを使うなどして独自に進化させ、〝アメリカンスタイル〟というべきオリジナルビールを完成させた。そしてそれに触発されたヨーロッパなどの諸外国でも、新たな発想でビールを造るようになり、世界的なブームを巻き起こしたというわけ。つまり伝統的なスタイルを踏襲しつつ、独自の発想や情熱で進化させた、造り手のこだわりが生きるビールこそがクラフトビールで、規模の大小や造られている場所は関係ないと思っています」 

藤原ヒロユキさん
一般社団法人ビアジャーナリスト協会

代表 藤原ヒロユキさん
1958年大阪生まれ。中学教員を経てフリーのイラストレーターに。一方でビアジャーナリスト、ビール評論家として各メディアで幅広く活躍、著書も多数。ビール関連資格も多数取得しており、国際ビアジャッジも務める。

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