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2017.05.16

大きな変革期に直面する自動車産業、その未来を読み解く

各種企業向けコンサルティングを行なうローランド・ベルガーでは、先日、“Automotive Disruption Radar (=自動車産業で起きる非連続な変化を読み解く)”の結果を公表した。

本調査の目的は、自動車産業が大きな変革期に直面している今、新しいモビリティの考え方や自動運転、相互接続性、デジタルサービス、電動化など、ディスラプティブ(※)な産業変化と影響度を定期的に調査すること。調査は消費者、規制、テクノロジー、インフラストラクチャ、産業活動から成る5分野で25のディスラプション(※)の状況を把握。これらの分析結果は、企業の投資判断やさまざまな課題への対処の方向性を検討するベースとなるものだ。今後も世界の主要10か国(中国、ドイツ、フランス、イギリス、インド、日本、オランダ、シンガポール、韓国、米国)、1万人以上の消費者へのアンケートを実施し、結果は定期的に公表していくという。
※「破壊的」、「破壊的な」、「非連続な変化」という意味を持つ。新技術や新たな規制、消費者の嗜好や行動の変化により、産業構造を抜本的に変えるような変化が非連続に起こる。自動車産業では、車両そのものだけでなく移動にかかわるサービスが出現する、生活者の移動のありかたや車両の持ち方すらも変わる、そのような意味合いで「デスラプション」が使われる。

自動車産業が大きな変革期に直面している。デジタルは、カーシェアリングやライドシェアなどのモビリティ・サービスを促し、インターネットによる販売など新たな販売チャネルも拡大させている。電気自動車の市場が急拡大するだけでなく、自動運転の急速な進歩も止まる気配がない。
テクノロジーが既存技術を破壊していくディスラプションが目の前に迫っている。消費者は新たな変化をどのように受け入れるのか。もし消費者が真に望む産業像があるならば、自動運転と電気自動車のどちらかが大きく成長するのだろうか。
アンケート結果によると、46%の消費者はロボットタクシーが自由に低価格で利用できれば、「今後は自家用車を購入しない」と回答している。また、37%の消費者は次の自家用車の購入の際に電気自動車を検討していることが明らかになった。
「自動車産業はディスラプティブな傾向を受け、あらゆる変化に対し同時に対応することが求められており、過去130年間で最大の変革期に直面している。
急進的な変革は、全ての関連産業に大きな影響を与える。従来のバリューチェーンは消失し、新たなビジネスモデルが誕生する。現在の自動車メーカーやサプライヤーは変化する市場勢力図に対処する必要がある。

世界的には、シンガポールと中国の消費者が新たなモビリティに最も大きな関心を示している。シンガポールの84%、中国の83%の回答者は「自動車を購入せずシェアリングで移動している人を、1人は知っている」、と答えている。一方、他の先進国では、カーシェアリングやライドシェアのモデルに積極的な回答した消費者は少ない。 イギリス(37%)、フランス(34%)、日本(29%)、そして米国(22%)が最下位となった。

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