
■連載/石黒謙吾のLOVEビール
~語ってもウザくならない、スマートでコクのあるビールの話~
ビールが好き、もっと知りたい&楽しみたい。でも、マニア向けのものは結構、とは言っても当たり前の話は知ってる。そんな、粋でイケてるビールファンに贈る、なんでもありの読み物です。語ってもウザくならない、スマートでコクのあるビールの話をお楽しみください。
ゴールデンウィークさなか、この連載ご覧の方々におかれましては、ざぞや日々大量のビールに浸かっていたこととお察しします……。
そんな、たったいまも酩酊中かもしれない今回は(!)ライトに、毛色の変わった読み物ネタでいってみたい。
まずはこの写真をどうぞ。
じゃーん!「銀缶」(いま勝手に命名)。
誠に残念ながらどこのビールか書けないのですが、日本製。
昨年、DIME編集部経由で入手したものだが、メーカーから<この写真は使用NG>とお達しがあり、でも一般の人が見ると面白いはずと、ほとぼりがさめたかなとお蔵出し。
これはなんなのかというと、新製品発売前の試飲用の、デザインが印刷されてない缶。
事前記事や口コミ宣伝などのためにマスコミに出すので、メディア関係者は、ときにまわってくるこれを飲むことができる。他にも、社内の申し送りとか、流通向けインプレッションなど、いろいろと使われるはず。
デザインはまだ確定に至らず発表できないけど、いち早く<中身−味>を伝えるべく、飲んでもらうために作るわけだ。
目的としては、映画の試写のようなもの。見た目としては、自動車メーカーでテストコースを走る「覆面カー」のようでもある。
こちらの記事も読まれています