航空旅客数に関しては、国際線外国人旅客数や国内線旅客数の増加により、前年度比4%増の3962万801人と2年連続で最高値を更新すると同時に初の3900万人超えとなった。まず国際線外国人旅客数では航空路線の拡充や、日本全体で取り組んでいる訪日プロモーションが功を奏し、特に旺盛な訪日需要がある韓国、香港などのアジア方面を中心に旅客が増加したため、前年度比11%増の1429万9658人と3年連続で最高値を更新し、併せて初の1400万人超えを達成した。なお、年度として初めて国際線外国人旅客数が国際線日本人旅客数を上回ったこともチェックしておきたい。
国内線旅客数においては、那覇線、大阪(関西)線、札幌(新千歳)線などが好調だったことにより、前年度比5%増の721万517人と8年連続で最高値を更新。こちらも初の700万人超えとなった。
文/編集部