人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2017.05.12

「Windows 10アップグレード」の罠、トラブル回避のために覚えておきたい3つの要因

新連載/PC&スマホのお悩みを解決!サポートスタッフだけが知っている“プロのテクニック”

■後を絶たないアップグレード時のトラブル

5b2f8_s

 連載第1回を担当する日本PCサービスの山本です。お客様から「PCやスマートフォンのことで困った!」というご連絡をいただくと、すぐクルマに乗って駆けつけるサービスの担当者です。今回のテーマは、「Windows 10アップグレード時の注意点」。Windows 7や8を使っていると、PCがすごいテンションで「アップデートしましょう!」と呼びかけてきますよね。もちろん10にすることには利点があります。

1. Windows 7まで使われていて、8でなくなってしまった『スタートボタン』が復活。

2. Microsoftが『Internet Explorer』以来、約20年ぶりに出した新しいWebブラウザ『Microsoft Edge』を搭載。不要な処理を最小限に抑え反応速度が向上。不要な広告を自動で非表示にする機能も。

3. Microsoftは「Windows 10がWindows最後のバージョンになる」と発表しており。長期間使えるOSになると思われます。

 個人的には「目新しい機能はないけれど、だからこそWindowsに慣れたユーザーには使いやすいOS」だと感じます。ところが、Yahoo!などの検索窓に「Windows 10」と入力すると、検索予測に「戻す」「不具合」などと表示されます。また当社にも、とくに休日になると、Windows 10のアップグレードに失敗したユーザーさんから「すぐ来てほしい」とお電話をいただきます。お休みで時間があるユーザーさんが「今日やるか……」とアップグレードするから、休日に問い合わせが増えるのでしょう。では、一体何が起きているのでしょう?

 そこで、今回は主原因と対処法を発表しようと思います。当社は、年間13万件ものお宅を訪ねる「駆けつけサービス」を実施しているので、ビッグデータが集まるのです。そして、よくある原因をお伝えすれば、「Windows 10へのアップデグレード中にフリーズして起動しなくなった、子どもの写真が入っているのに……」などとあせる人が少しでも減らせる、と考えたのです。

■PCの掃除ソフトに要注意

 まず意外と多いのが、ただの確認漏れ。Windows 10に対応していないPCをアップグレードしてしまい、様々な不具合が出る……というものです。アップグレード前にメーカーのサイトを見て、対応機種かどうか調べればトラブルは激減するはずです。

 続いて、セキュリティソフトが原因のトラブルも多くあります。セキュリティソフトはWindowsのシステムファイルに影響を与えるソフトがないか監視しています。しかしアップグレード時は、この機能が邪魔をして失敗してしまうのです。セキュリティソフトがWindows 10に対応しているか調べる、もしくはセキュリティソフトをアンインストールしてからアップグレードすることをお薦めします。

 そして要注意なのが……「迷惑ソフト」。例えばフリーソフトやアドオンをインストールしてから「PCがウイルスにおかされています」などと表示されるようになった経験、ありませんか?

 ご記憶ある人は要注意です、迷惑ソフトは最初「PCの高速化」「不要なファイルの掃除」「無料」といったうたい文句で、ユーザーさんのPCに入り込みます。そしてPCに入りこむと、しつこく「レジストリにエラーがあるから危険」「ドライバのバージョンが古いから危険」などと表示し。自分自身が迷惑ソフトのくせに「すぐに駆除が必要です」「ここをクリック」などと訴えかけ有償のソフトを買わせようとします。しかも「迷惑ソフト」は勝手に、ウイルスやスパイウェアを次々とインストールしてしまうのです。

 ではなぜ規制されないのでしょう? 迷惑ソフトは巧妙にできていて「PCへの致命的な悪影響がない」と、企業等が放置せざるを得ない、ギリギリの線を突いてきているものが多いのです。

 問題はこれだけではありません。迷惑ソフトを削除しても、ほかの迷惑ソフトや、ウイルスはPCに残ってしまうのです。最初に入れた迷惑ソフトを泥棒Aとしましょう。泥棒Aは、あなたの家(PC)に忍び込み、勝手に仲間の泥棒BやCを呼び入れます。そして、あなたが泥棒Aに気付いて追い出しても(迷惑ソフトをアンインストールしても)、泥棒BやCはコンピューターの中に居座っている、というわけです。

 そして、迷惑ソフトのことを忘れ、Windowsをアップグレードしたら……迷惑ソフトが呼び入れたプログラムが悪影響を及ぼし「アップデグレード中にフリーズする」「元のOSに戻せない」といった異常が発生するのです。

迷惑ソフトの例「レグクリーンプロ」の画面
迷惑ソフトの例「レグクリーンプロ」の画面。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年1月16日(水) 発売

DIME最新号の特集は「あなたの願いをかなえる神ガジェット100!」「ニトリVS無印良品のコスパNo.1商品対決」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ