人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2017.05.10

多様なライフスタイルを提案してくれるボルボ『V90 CROSS COUNTRY』の絶妙なポジション

■連載/金子浩久のEクルマ、Aクルマ

 つい先月、発表されたばかりのボルボ『V90』の派生モデルが『V90 CROSS COUNTRY』。『V90 CROSS COUNTRY』は、『V90』の最低地上高を55ミリ上げて、走行モードに「オフロードモード」が追加されている。駆動方式は四輪駆動。『V90』がオーソドックスなステーションワゴンであるのに対し、『V90 CROSS COUNTRY』はオフロード走行を重視した、SUVとステーションワゴンを折衷したクルマだ。

 四輪駆動で最低地上高も高く、オフロード走行モードを備えているから、雪道や凸凹の大きな未舗装路を走るのを得意としている。SUVではないけれども、かなりSUVに近い悪路走破性能を持っている。これはなかなか賢い仕立てではないか? SUVの背の高さは不要だが、悪路走破性能は欲しい。そんな人にはピッタリの選択だ。だから、ボルボの『CROSS COUNTRY』は『V70』時代から支持されていて、今年で20周年を迎える。

 

■機械として優れているか?★★★★(★5つが最高)

 同じような方法論を採るクルマは他にもあり、アウディ『A6オールロードクワトロ』はエアサスペンションを備え、自動でも手動でも最低地上高を変えることができる。同『A4』にも「オールロードクワトロ」があるが、こちらにはエアサスペンションは付かない。スバル『レガシィアウトバック』や『XV』なども同類と考えることができるだろう。メルセデス・ベンツも近々『Eクラス・ステーションワゴン』に同種の「オールテレイン」というモデルを追加するようだ。

『V90 CROSS COUNTRY』を運転してみると、最低地上高が55mm上げられたことによって、その分、重心が上がっている。加減速とコーナリングによる前後と左右へのボディーの動きが少し増えているが、これが不快ではなく、むしろ、乗り心地の穏やかさと柔らかさに貢献していて、実に快適だ。気になるようだったら、ダイナミックモードに切り替えればよい。ボディーの動きは半分以下に軽減される。ターボ過給された2.0L、4気筒の「T5」
エンジンによる加速性能も過不足ない。

 基本的には『V90』と大きく変わるところはない。運転支援デバイスの「パイロットアシスト2」の使いやすさと作動の確かさも『V90』譲りだ。長距離の運転でドライバーの負担を減らしてくれ、事故の可能性を大幅に減らしてくれるものだ。メディア試乗会では舗装路しか走ることができなかったので、オフロード性能を確かめることができなかった。その点で、★をひとつ保留とする。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年7月16日(火) 発売

DIME最新号の特別付録は超強力なUSBモバイル扇風機!大特集は「夏の新製品辛口評価テスト」!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。