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2017.05.09

録音された自分の声を気持ち悪く感じるのはなぜ?

録音された自分の声が気持ち悪いのはなぜか?

 会議や打ち合わせをメモ代わりにスマホで録音したり、自撮りの動画を撮ったりするなどして自分の声を聴く機会が増えているのではないだろうか。しかしながら、何度も聴いても自分の声が奇妙で好きになれないという向きも少なくない。

■録音された自分の声に違和感や嫌悪感を覚えるのはなぜか

 歌手や声優など“声のプロ”であることの基本中の基本は、自分が今出している声がほかの人にどう聴こえているかを正確に把握することだといわれている。

 一方で声のプロではない我々にしてみれば、多くは自分の声を正確に把握しておらす、したがって録音された自分の声を聴くたびに違和感や嫌悪感さえ覚える。

 いったいどうして多くの人が自分の声を奇妙に感じて嫌っているのか? それは実は単純なことで「本当の自分の声を聴いていないから」であると説明しているのは、米・ペンシルベニア大学医学大学院のイエール・コーヘン博士だ。

「録音して再生した方の声が、あなたの本当の声なのです」とコーヘン博士は医学系オンラインジャーナル「Live Science」の取材に答えている。

録音された自分の声が気持ち悪いのはなぜか?
Live Science」より

 本当の自分の声と、話している時に聴いている自分の声が大きく違うのは、耳の構造体の中ほどにある3つの耳小骨(ossicles)のせいであるいという。当然のことではあるが耳は外界から届いた音声を知覚するように作られている。

 まず最初に外界の空気の振動(音)で鼓膜が振動し、音が振動として耳小骨につたわり、さらこの耳小骨が振動を蝸牛殻(かぎゅうかく、cochlea)に伝え、最終的に振動が電気信号に変換されて脳に伝達される。

 しかし自分の声は外界からではなく、身体の内部から発信されるため、外界から届く音声よりも耳小骨の振動が激しくなる。このため、自分の声は本当の音色よりも大きくてより低音で聴こえてくるのだ。したがって、録音した自分の声を聴くと妙に高い声だと感じられ自分の声ではないように思えるのである。

 聴く機会が増えつつある自分の本当の声については違和感を感じても慣れるしかないだろう。あるいは“声のプロ”と同じく、自分の声がほかの人にどう聴こえているのかということに意識的になって、発声をコントロールしてみてもよいのだろう。

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