人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

ベリリウム振動板を使って40kHz再生を実現したU1万円の密閉式ヘッドホン『DN-914311』

2017.05.03

ベリリウム振動板を使って40kHz再生を実現したU1万円の密閉式ヘッドホン上海問屋『DN-914311』
付属のソフトケースに付属品がすべて収まる。

ベリリウム振動板を使って40kHz再生を実現したU1万円の密閉式ヘッドホン上海問屋『DN-914311』
ケースの素材はPVCと思われる。このケースは紙製の箱に入っている。

■Impression

このヘッドホン、装着感は非常にいい。楕円形のイヤーパッドが柔らかく耳にフィットする。重さも256gと密閉式で大型ドライバーを搭載していることを考えると軽い方である。最初に言っておくと私はオープンエアが好きなので密閉式に関しては辛口になる傾向がある。ベリリウム振動板の音は、極めて普通、クセがなくピークやディップも感じられない。リファレンスのPHILIPS『Fidelio X1』と比較すると音場が狭く、高域のヌケがイマイチで、細かい響きが失われて、やや平面的に聞こえる。バランス的には少し低域が強い。解像度は悪くない。シンプルな録音の女性ボーカルを再生すると、音像が近くて大きめだ。この音像には違和感がある。Yuji Ohno & Lupintic Five with Friends「BUONO!! BUONO!!/THEME FROM LUPIN III 2015〜ITALIAN BLUE ver」(48kHz/24bit)は違和感なく楽しめた。

やはりベリリウム振動板を使えば、ワイドレンジでヌケが良くて繊細かつダイナミックな音が出るとは限らず、使いこなしが肝心であることを再確認できた。また40kHzまで再生できるからと言って、ハイレゾの高音質を余さず再現できる訳ではない。『DN-914311』は確かにハイコスパで、そつのないヘッドホンであるが、私には面白みに欠ける。生真面目なモニターヘッドホンを探している人は試聴してみてはいかがだろう。

文/ゴン川野

オーディオ生活40年、SONY『スカイセンサー5500』で音に目覚め、長岡式スピーカーの自作に励む。高校時代に150Lのバスレフスピーカーを自作。その後、「FMレコパル」と「サウンドレコパル」で執筆後、本誌ライターに。バブル期の収入は全てオーディオに注ぎ込んだ。PC Audio Labもよろしく!

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2020年3月16日 発売

特別付録は進化した「超望遠12倍スマホレンズ」!5Gの最新情報や今買うべき新製品を一挙紹介!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。