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2017.04.24

月光写真家・石川賢治、30年余の「満月の旅」のベストショットが詰まった写真集『月光浴 青い星』

 月の光で写真を撮り続けて30年余の写真家・石川賢治さんから転居の知らせが届いた。そこには、こんな挨拶が記してあった。

「新天地は海と山に囲まれ、日本でも少なくなった 本当の夜の暗闇 があるところです。(中略)ガスも水道も通っていない山奥の生活は冒険ではありますが、これからどんな月光の風景と出合えるか今から楽しみです」

 石川氏は、30年に及ぶ地球を巡る「満月の旅」を経て、昨年末、生まれ故郷にほど近い福岡県糸島半島に居を構え、新たな月光写真を撮り始めたばかり。

 150年の写真の歴史に月光写真が登場したのは1990年。そのルーツと言える石川賢治氏の「月光浴」は大きな話題になり、その幽玄な写真集は10万部を超える大ヒットとなった。最新刊「月光浴 青い星」には、石川氏が月光写真と出会って30年余の「満月の旅」の結晶とも言えるベストセレクション約90点が収められている。

「月光浴 青い星」に収録された月光写真のテーマと場所は多岐にわたる。水深4メートルのサイパンの海底に差し込む月光、天空に浮かぶヒマラヤ連山、そしてイグアスの滝、九寨溝、マヤの遺跡、モニュメントバレー、ウユニ湖、屋久島、マサイマラ動物保護区、ガラパゴス、キラウエア火山etc.

 石川氏は、いつも満月の撮影に出る約80日前から準備を始めるという。サイパンの海に潜る時にはダイビングスクールに通い、ヒマラヤ連山に赴く時には登山家の三浦雄一郎氏の高地トレーニング施設で身体を高地に馴らし、夜のイグアスの滝の撮影申請に大使館に行き、現地のガイドを手配する。その膨大な準備の結果の撮影は、満月の前後を含む3日間のみ。写す枚数はたった数枚。しかも撮影は最近までデジタルではなく、35mmのポジフィルムだった。便利や手軽さ、と言う概念とは対極にある月光での撮影。石川氏はなぜ、月光による撮影にこだわり続けるのだろうか?

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