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2017.04.21

自律神経が整う朝にクリエイティブな仕事をしたほうがいい理由

自律神経が整う朝にクリエイティブな仕事をしたほうがいい理由

 自律神経の専門家として50冊を超える著作を出し、ミリオンセラーに迫るヒットも出して脚光を浴びている順天堂大学医学部の小林弘幸教授。自律神経のうち、交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキの働きをして、1日の中で交互に優位となる。これを専門用語で「日内変動」と呼び、小林先生は人間の体の「内なる時間」と呼ぶ(過去の記事:第1回目第3回目)。

「健康な方ならば、朝起きてから午前中は、スッキリと過ごせるはず。これは自律神経のバランスが整う時間だからです。バランスが整っているうえに交感神経が優位なので、クリエイティブな活動に向いています。たとえば重要書類を作ったり、企画書をまとめたりと論理力や思考力が求められることに向いています。いわばこの時間帯は“動のゴールデンタイム”なのです」(小林さん)

 小林先生の近著『自律神経が整う時間コントロール術』(小学館刊)では、この“動のゴールデンタイム”を活かすための大胆な提案をしている。自律神経のバランスを主に乱すのは外部環境、つまるところ人間関係。なので、それを台無しにするスマホの通知は切っておき、朝一番のメールチェックもやめなさいという。

「究極は“見ざる”“言わざる”“聞かざる”。自分も他人の邪魔をしないし、他人から邪魔されないように情報を遮断する。そうすることで午前中の生産性は飛躍的に上がります。メールをチェックしていなくても本当に大事な用事であれば電話をかけてきたり、訪ねてきたりするはず。どうしてもメールが気になって集中が妨げられるなら、ざっとチェックしておき必要なものは後でメールすると返信しておけばいい。

 それぐらい徹底して“動のゴールデンタイム”を大切にする。その理由は、体調が一番良いときに頭を使う仕事をするという合理的なもの。逆に、夜になって頭を使おうと思っても体がいうことを聞いてくれません。私も経験ありますが、30歳を過ぎると残業や徹夜がきつくなるのも、自律神経の働きが衰えることと無関係ではないと思っています」(小林さん)

 30代、40代になると、気持ちはまだまだいけると思っていても体は衰え始める。ビジネスパースンに向けて朝型の仕事術が繰り返し説かれる理由には、自律神経の「日内変動」つまり、「内なる時間」が深く関わっていると小林教授は指摘する。そうであるならば少し出社を早めて“動のゴールデンタイム”を少しでも長く確保することは、非常に合理的な時間の使い方といえるのだ。

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