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2017.04.20

保険も適用される更年期障害に有効な漢方薬3選

一般社団法人国際統合治療協会は昨年、大門メディカルクリニックと保険適用の漢方薬で、更年期障害を改善する治療の共同研究を開始した。これにより、更年期障害に伴う不定愁訴の改善が期待できるようになるという。また、投薬療法のみならず、東洋医学の専門スタッフから体質改善の指導を行っており、そこへ東洋医学体質アンケートによる管理を行うことで、治療の成果を可視化することが可能になるとしている。

漢方薬

■更年期障害と漢方治療

更年期障害は加齢に伴う女性ホルモンの消退が大きく関与しているものの、ホルモン因子以外にも、更年期の年代における対人関係や家族の問題などの社会的・環境的要因、生来の性格や生育歴といった心理的・性格的要因などが複雑に絡み合って、種々の症状を発現していると考えられている。そのため、環境が変わる4月は注意が必要だ。

漢方薬

更年期障害の治療としては、薬物療法として、漢方療法、ホルモン補充療法、向精神薬投与など、非薬物療法としてはカウンセリングや各種心理療法が施行されており、それぞれに長所と短所がある。(表1)この中でも漢方薬は副作用が少ない中でも約70%の人に効果があることがわかっている。治療法の第一選択として試してみてはいかがだろうか。

漢方薬

【更年期障害に有効な漢方薬】

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
血行をよくして体をあたため、貧血症状を改善する。また、痛みを和らげ、ホルモンバランスを整える効果も期待できる。一般的に女性に用いることが多く、色白で冷え症、やせ型で体力のあまりない人に向く処方。具体的には、体の疲れ、冷え性、貧血症状、生理不順、生理痛、生理前後の不快症状、不妊症、むくみ、頭痛、めまい、肩こり、更年期障害などに広く適応する。

加味逍遥散(かみしょうようさん)
血液循環をよくして体をあたためる一方、のぼせなど上半身の熱をさます。また、ホルモンのバランスを整える効果も期待できる。どちらかというと女性向けで、体が虚弱で疲れやすく、イライラや不安感をともなうときに向く。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
血行をよくして熱のバランスを整えることで、のぼせや冷えを改善し、子宮などの炎症をしずめる。また、ホルモンのバランスを整える効果も期待できる。体格がわりとしっかりした赤ら顔の人に向く。生理不順や生理痛、頭痛、めまい、肩こり、のぼせ、足の冷えなどに適応する。そのほか、子宮内膜症や筋腫、ニキビやシミ、しもやけ、痔、打ち身、肝臓病などにも用いられる。

【参考文献】
(1)高松 潔ほか:更年期障害の各症状に対する治療法の選択. 日更医誌1999; 7: 165-170.
(2)高松 潔ほか:更年期障害への漢方治療.産婦の実際 2005; 54: 1413-1421.
(3)高松 潔ほか:更年期障害に対する漢方療法の有用性の検討-三大漢方婦人薬の無作為投与による効果の比較-.産婦漢方研究のあゆみ 2006; 23: 35-42.

 

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