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2017.04.18

マニュアル車を乗りこなす主婦が考える掃除機選びの重視点

家電買い換え大作戦〜あえてガラガラ引くキャニスター型掃除機を選ぶ〜

「軽い掃除機がいいの」と、カミさんは言った。吸引力ばかりに気を取られていたスペック&メカニズム&テクノロジー重視派のオレには、まったくの盲点だった。カミさんに軽さについての詳細をヒヤリングすると、コロコロと掃除機を引っ張る際の軽さ、ヘッドを前後左右に動かす際の軽さ、さらにはサイフへの負担の軽さなど、ことごとく軽いものがいいようだ。彼女は非常に掃除が好きだ。いや正確には掃除が好きというより、掃除することでキレイになった部屋が好きなのであって、掃除そのものはさほど好きではない(と思われる)。しかるに、いろんな意味で掃除という行為がなるべく「軽い」方がいい、というわけである。

「機能はあまりなくていいのよね」と、カミさんは言った。我が家には2台のクルマがあるが、2台ともMTすなわちマニュアルトランスミッションであり、彼女も難なくMT車を乗りこなしている。たまに実家のAT車に乗ると、「機械が勝手にいろんなことする感覚が怖い〜。やっぱりマニュアルがいい〜」などとシブいことを言う。免許取得以来ずっとMT車に乗っていると、多機能で優秀なAT車より、自分の思い通りに動かせるMT車の方が馴染むようなのだ。そしてその考え方は掃除機選びにおいても貫かれる。オートマチックにいろんなことをしてくれるより、マニュアル感覚で自分の好きに扱える掃除機が、彼女の好みなのだ。

「カッコいいのがいいな」とも、カミさんは言った。いかにも彼女らしい価値観である。カミさんは、テレビで動物や子供にまつわるドキュメントなどを見かけた瞬間にハラハラと涙を流す一方で、趣味の洋画・海外ドラマ鑑賞においては徹底的にドンパチを好む。マニアではないが、特殊部隊のナントカであるとか、軍のナントカであるとか、かなりハードで男の子が「かっけえ!」と叫ぶようなジャンルが大好きなのだ。「かーわーいーいー」といったモノはほぼ選ばず、ひたすらカッコいいモノをヨシとしている。

しかしながら多くの家電──特に女性がメインターゲットのモノ──は主にカワイイ方向でデザインされ、スパルタンなミリタリー好きなカミさんは大いに不満なようだ。せっかく各メーカーが女性ゴコロをくすぐるパステルカラーや柔らかいデザインなんかを採用しても、カミさんにはまったく響かない......どころか、「えー、なんでこんなに女っぽくしちゃうのかなぁ」と不服を申し立てる。「おまえも女だろ」と言いたくなるが、これはもう趣味趣向だから如何ともしがたい。彼女はかなり特殊部隊なのだと思う。違った。特殊なのだと思う。

さて、我が家の調達部長であるオレとしては、最強の利用者であるカミさんのニーズに応えなければならない。保育士としてフルタイムで働き、「ああ忙しい、忙しい」と言いつつソファに寝っ転がり特殊部隊やFBIが暗躍する海外ドラマをスマホで鑑賞する彼女の代わりに、オレは最適な掃除機を探すのだ。

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