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2017.05.06

汗の量が多くても〝汗ジミになりにくい〟デオドラント技術があった!?

人間の体には体温を37度前後に保つ機能が備わっており、汗はそんな体温調整という大切な役目を担う機能の一つ。ところが発汗に伴うニオイの発生など、ケアを誤ると悪者にしかねない存在でもある。

汗ジミも、そんなニオイと共に汗のトラブルとして話題に上がる常連だ。汗に関する調査結果を見ても、まず「異性の汗が気になる」と回答した人は全体の約80%。次に具体的な「気になる部位」を聞いたところ、男性→女性は「ワキ」で66%、女性→男性も「ワキ」で、こちらは75.3%が〝気になる〟と回答している(※)。ワキは汗をかきやすく、汗ジミができれば目立つだけに、当然の結果ということか。


※DIMSDRIVE「汗と制汗剤」についてのアンケート調査。2016年4月27日~5月18日実施。

そこで市販の制汗剤の登場となるわけだが、一般的な制汗技術は汗の出口(汗腺)に制汗アルミニウム塩という制汗効果のある成分で、いわばフタをするというもの。

ただし、この方法は制汗アルミニウム塩が抜けてしまうと、当然フタがない状態になるので。その効果を持続できなくなってしまう。そこで現在は、このフタを外れにくくすることで、汗をしっかり抑えよう、という方向で技術開発が進んでいる。

そんな中、花王ではまったく別の角度から、この問題にアプローチしているという。それが「汗瞬間ドライパウダー技術」呼ばれる手法。一体、どこが新しくて画期的なのか。開発を担当した花王 スキンケア研究所の?倉(はぐら)豊樹さんに取材した。

花王株式会社 ビューティケア  スキンケア・ヘアケア事業ユニット
スキンケア事業グループ 商品開発
開発リーダー 
?倉(はぐら)豊樹さん

?倉 まず、汗腺にフタをしても一度に大量の汗をかいた時など、抜けてしまう場合もあるので、違ったアプローチができないかと模索を始めました。その結果、フタをすることから汗を飛ばすというように発想を転換。具体的には、肌に『瞬間ドライパウダー』というものを肌に敷き詰めるやり方にたどり着きました。

このパウダー=粉体はμm単位のサイズながら、穴の空いた多孔性粉体なので、大きな表面積を実現していることがポイント。

?倉  汗をかくとパウダーが汗を吸い込みます。そして表面積が大きいので速やかに蒸散させてくれるのです。

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