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新社会人が10年後の日本に求めることは「残業しない風土作り」

2017.04.12

「働き方改革」が社会問題になっているが、皆さんの職場環境では進んでいるだろうか。「フリーキャリア総研」を運営する株式会社もしもが昨年、インターネットで収益をあげる働き方“フリーキャリア”に関する調査の5回目として、「新社会人の働き方意識調査」を実施したところ、ゆとり教育で育ち、選択肢の幅が広い世の中で育った新社会人は“時間への意識が高い”傾向が見られる結果となった。また、新社会人の4人に1人が会社員の他に別分野での活動を希望しており、10年後の日本に求めること「残業しない風土作り」に多くの声が賛同している。

■新社会人の4人に1人が会社員の他に別分野での活動を希望

「社会人になったら、どのような働き方を希望しますか?」と質問したところ、1位は「会社員として企業で働き続ける」62%、2位は「会社員の他に別分野での活動をする」27%、3位は「独立し、自分の会社を立ち上げる」11%という回答結果に。

新社会人の働き方意識調査

 理由を聞いてみたところ、「安定した仕事をしたい」66.9%が最も多く保守的な傾向があること伺える。一方で、「自分のスキルを活かしたい」28.1%、「常に新しいことにチャレンジしたい」20.9%という理由が上位にランクイン。ゆとり教育で育った彼らは保守的な一面はあるものの、選択肢が幅広くなった社会の中で会社以外にも活躍の場を求めていることが伺える。会社員として企業で働き続けることが当たり前だった価値観から、自分のスキルを会社以外でも活かす価値観への変化が見て取れる。

新社会人の働き方意識調査

■10年後の日本に求めること「残業しない風土作り」に多くの声

 次に、「10年後の日本はどのような働き方を実施すべきと考えますか?」と質問したところ、1位は「残業しない風土作り」48.2%と、約半数近くの声が集まった。フリー回答欄では、ゆとり世代と呼ばれる彼らが日本の働き方に関して持つ問題意識や、「プライベート重視」を希望している理由を深く知ることができた。

新社会人の働き方意識調査

・「残業が当たり前という考えはよくないと思う」(男性)
・「残業することが美徳のような考え方は改めるべき。むしろ恥ずかしいことと認識するべきだと思う」(女性)
・「残業を苦に自殺する人を減らすため」(女性)
・「過労死や自殺などが社会問題になっており、仕事やプライベートにゆとりを持った生活が望ましいため」(女性)
・「日本は他国に比べて働きすぎだから」(女性)

 多くのフリー回答にて、自分の時間を大切にしたい。という考えよりも、「時間を守ること」「自殺やストレスの軽減」「世界との差」に関する問題意識が多くみられた。また2位は「仕事と家庭を両立しやすい環境」37.4%、3位は「女性のライフイベントに合った働き方の促進」28.1%がランクインし、こちらでも現在の日本の問題点を強く意識していることが伺える。

・「プライベートの充実は、少子化問題をどうにかするために必要」(女性)
・「少子化を食い止めるには、子供を育てやすい環境をつくることが大切だと思うから」(女性)
・「一億総活躍社会を、実現すべきだから」(女性)
・「男女の格差を無くしてほしい」(女性)

 多くの新社会人が少子高齢化や共働きの問題を意識し、これからの日本社会にあった働き方をすべきという考えを持っていることがわかった。

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