
パナソニック サイクルテックは50代、60代の「目利き世代」をメインターゲットにした「Jコンセプト」製品群の1つのカテゴリーとして、電動アシスト自転車を2017年6月より発売する。メーカー希望小売価格は11万円(税抜)。
同社の調べによると、電動アシスト自転車の購入検討者の47%は50代、60代で、シニア層の割合が高くなっているという。そんな彼らが電動アシスト自転車を購入する際に「車体の軽さ」を重視することから、軽量のアルミフレームやアルミハンドル、シングルスピードギヤを採用。車体の軽量化を図った。
本体質量は18.2kgで一般的なショッピングモデルの電動アシスト自転車と比較すると約10kgも軽く、全長は157cmで約30cmもコンパクトな設計となっている。このため狭い路地でも取り回しが良く、軽い乗り心地を実現した。
そしてスタイリッシュなフレーム形状を保ちながら、またぎやすさに配慮したフレーム高さで、女性や身長がそれほど高くない男性でも自然に乗り降りすることが可能だ。
また従来のLEDスポーツバッテリーライトは、暗くなると自動で点灯する仕様だったが、今回の新製品では電源を入れると常時点灯する仕様を採用。これにより、夜間だけでなく昼間でも自動車や歩行者からの被視認性を高め、安全性に配慮した。また、テールライトには周りの明るさと振動を感知して自動点滅するソーラーオートテール2を搭載している。
使いやすさを高めた新開発の「らくらくスイッチ」を搭載。アシストモードの切り替えは、手元スイッチ左部の3つの大きなボタンで操作でき、好みのアシストモードに簡単に切り替えできる。また、電池残量はシンプルな%表示と液晶上部の目盛りで確認することが可能だ。