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2017.04.10

【SXSW2017】テクノロジーを“体感で示す”ソニー『The WOW Factory』

テクノロジーを“体感で示す”楽しさ満載のソニー「The WOW Factory」

テキサス州オースティンで3月に開催されたSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)のテーマにふさわしく、テクノロジー、音楽、映画、ゲームが融合してまるで遊園地のような館、「The WOW Factory」。ソニーでは、社内の様々な部署で研究開発段階の13のプロトタイプやプロジェクトが体験を中心として展示されていた。どれも最新のテクノロジーとソニーグループのコンテンツが惜しげなく盛り込まれ、すでに出来上がった製品とも思える完成度。「感性に訴える商品を開発し、世界中のユーザーに感動を提供し続けるソニーのさまざまな挑戦を、遊び心にあふれた仕掛けで体感してほしい」という思いが伝わって来た。

SXSWメイン会場のすぐ横にある倉庫を改造した、迷路のような会場で遊ぶ感覚で見つけたこと、感じたことを、DIME編集部員の体験の様子と、これまでSXSWに9回参加し、今年はSXSW Interactive部門のアドバイザーを務めるヘレン・トッドさんの感想も交えてリポートします。

◆Motion Sonic Project
体で音を奏でる、夢のようなリストバンド

テクノロジーを“体感で示す”楽しさ満載のソニー「The WOW Factory」

手にこのリストバンドを装着すれば、その体の動きに合わせて様々な音を作れる。例えば踊りながら、音楽を楽しめる。

こちらの動画(約2分)で、そのシンプルで楽しい機能はすぐにわかる。

プロジェクトのコンセプトの発案者の1人である金稀淳さんや、ダンサーのデモで、動きに対する音の反応の良さは一目瞭然だった。また動きにあったキレのいい音、雰囲気と厚みのある音も出る。その音が目の前で操作する人の動きとの相乗効果で、音源が空間演出もするという今まで見たことのない音体験だった。

テクノロジーを“体感で示す”楽しさ満載のソニー「The WOW Factory」

手にしてみて、フィット感と軽さに驚いた。また、3つのマイクは体の動きの邪魔にならないようにフラットに設計されており、細部へのこだわりが現れている。

私は、冒頭で紹介したヘレン(Socially SquaredというNYのソーシャルメディア・エージェンシーのCEOでもある)と一緒にこのブースを訪れた。彼女は「WOW!」の連続で、「聞いたことのない音が作り出されているのが驚き。人々が身体を使ってどんな音をコーディングするのか、そして人々の想像力がこのプロジェクトをどう発展させるのか、考えるだけでワクワクする」と話してくれた。

開発背景を金稀淳さんに聞いた。

テクノロジーを“体感で示す”楽しさ満載のソニー「The WOW Factory」

彼自身も音楽好きで、人間の身体運動や身体感覚を音の力で拡張することで、新しい音体験を創り出したいという思いがあり、チームでのブレインストーミングの中からこのアイデアが生まれた。そして、アイデアを実際に検証するために、少人数でプロトタイプを社内で作ったという。モノではなく、まずユーザー体験から検討する」ことが期待され、プロトタイプを元にダンサー、ミュージシャン、スポーツ選手などの専門家だけでなく、一般の方に日常でも試してもらったフィードバックを得て、ユーザー体験をリサーチしてプロトタイピングの繰り返し。ある程度納得いくプロトタイプができたら、仲間もサポートも徐々に増えていったという。ソニー社内では、何か新しい体験や物を作りたいと思っている社員が多く、本業の仕事とは別に自分でプロジェクトを温めて社内で提案したり、ボツになったプロジェクトもその後個人で研究開発して再提案したり、という例もあるそうだ。

このデバイスはプロトタイプで、現段階で販売予定は残念ながらないというが、ソニーが作る新しい音楽体験は、世の中にどのように受けいれられるのか見てみたい、と純粋に思ったのは私だけではないはず。

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