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新入社員も困惑!?齢をとっても大人になりきれない上司の特徴

2017.04.09

■降格になることが少ない

 日本の企業では、管理職が非管理職に降格になることは極めて少ない。たとえ、あったとしても、企業社会全体からみると、やはり、少ない。いったん、管理職になると、そこから落ちることがよほどのことがない限り、ない。これでは、部下のことを真剣に怖いと思うことはまずない。下剋上にはなっていないのだから、当然だろう。

こういう環境に長くいると、甘えた考えになりがちである。自分を過大評価することも増えてくる。自分の生身の姿を受け入れることがなく、ある意味で、現実から逃げることができる。おのずと、精神レベルが低く、幼い管理職が現れやすい。

■甘い組織の中にいる

 大企業や中堅企業で機能別組織の会社がある。例えば、営業、管理、製造などの部門ごとで組織が成り立つ。一方で、事業部制がある。それぞれの事業部があり、それが1つの会社のようになっている場合がある。それぞれが独立採算制で、コストや利益に対し、責任を負う。あえて比べると、事業部制のほうが、ビジネスや経営、マネジメントにおいて厳しい考えの管理職が多い。特に環境の変化が激しい業界ならば、なおさら厳しい考えになる。こういう組織では、甘えて、幼い管理職は比較的、減っていく。

 しかし、機能別組織の場合は、事業部制と比べると、コストや利益などに対しての姿勢が甘い管理職が目立つ。部下への指導や育成も、甘さが見える。全般的に、甘く、幼い考えの管理職がいる印象を受ける。

 精神的に幼く、まるで子どものように振る舞う上司がいたら、バカにするだけでは惜しい。もったいない。なぜ、これほどに幼いのか、とその理由や背景を考えたい。人事制度や評価、昇格、管理職のあり方などの問題点が見えてくるはずだ。それは、おそらく、今後も大きくは変わらないはず。だからこそ、きちんと観察し、理解をしておきたい。

文/吉田典史

ジャーナリスト。主に経営・社会分野で記事や本を書く。近著に「会社で落ちこぼれる人の口ぐせ 抜群に出世する人の口ぐせ」(KADOKAWA/中経出版)。

■連載/あるあるビジネス処方箋

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