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【SXSW2017】テクノロジーは音楽や映像体験をどう変えるのか?エンターテック最前線

2017.04.07

イノベーションとクリエイティブの祭典として世界中から注目を集める「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」が今年もテキサス州オースティンで開催された。

元々は地元アーティストのショーケースライブのフェスティバルから始まったこのイベントも、デジタル関連イベント期間のインタラクティブ、映画祭のフィルムとその規模を拡大し、ライブ、展示、パネルディスカッション等で構成され、さながら”ニコニコ超会議+ダボス会議”の様相を呈してきている。SXSWからブレイクするプロダクトや豪華なスピーカーでも知られており、Twitterがここからブレイクし昨年はオバマ大統領が登壇をした。

SXSWでは新たなトレンドが発信されることでも有名で、ここでは”エンターテック”(エンタテインメント x テクノロジー)の視点から2017年のSXSWの模様を伝える。

◆ 注目の”ハイレゾ・ストリーミング”は音楽の未来になるのか?

CDよりも高音質で楽しめるハイレゾオーディオは日本市場でも人気だが、アメリカでは市場の動向を反映して”ハイレゾ・ストリーミング”に注目が集まっている。(Hi-res) Music For The Masses: Going Mainstreamと題されたセッションには、スタジオマスター並みの音質を圧縮するフォーマットMQAを展開するMQA社のCMOや音楽配信企業7digital社、そして”ギャングスタ・ラップ”の総本山と言われるPriority Recordsがスピーカーとして名を連ねていた。

今ヒップホップ界からはハイレゾに注目が集まっているようだ。

ユニバーサルだけではなくワーナーミュージックもMQAとライセンス契約を行っており、スタジオマスター並の音源が定額制でダウンロードすること無く聴けるようになるのは近そうだ。

◆ 最新ガジェットによるゲリラ・マーケティングが”体験”を生む

SXSWでは主にテック企業がゲリラ・マーケティングを行う事で知られている。イベントに協賛したりパネルディスカッションに出ること無く、来場者で賑わう会場や街中で、時にはドギツいパフォーマンスで自らのプロダクトやサービスをプロモーションするのだ。

先日IPOを果たしたSnap社(旧社名Snapchat)が発売したサングラス型ウェアラブルデバイス「Spectacles」は、視線の先にある風景を10秒録画しSnapchatに投稿できる。しかも視野角は115°という広角なのでGoProのような映像を手軽に撮影できるデバイスだ。

テクノロジーは音楽や映像体験をどう変えるのか?SXSWで感じたエンターテック最前線! テクノロジーは音楽や映像体験をどう変えるのか?SXSWで感じたエンターテック最前線!

Spectaclesの販売手法はゲリラ的かつアナログだ。公式サイトspectacles.comを訪れると「Find a bot」コーナーで販売する場所を知ることができる。”bot”はSpectaclesを販売する自動販売機の事だが、キャラクターとなっており目の場所にある液晶、色を選ぶ3つのボタン、取り出し口、そしてクレジットカードの挿入口しかない。botの出現場所は、本社のあるベニス以外は数日毎に変わり、SXSW期間中はオースティン内に毎日場所を変えて出現していた。

また出現場所を表すGoogle Mapは拡大ができず大まかな場所しか分からないので、SpectaclesのTwitterアカウントに投稿される写真とbotにくくりつけられた黄色いバルーンを目印に歩き回る事になる。販売時間もまちまちで、サイト上でカウントダウンされているbotが”目を覚ます”時間を頼りにしなければならない。実際筆者はSXSWで販売している事を知った後、この販売方法をあまり知らずに3日間に渡り町中を歩き回り、最終的には無事入手した。

この販売方法自体が現代らしい”体験”として設計されており秀逸だ。

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