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フルバランス伝送のUSB/DACを内蔵したTEACのプリメインアンプ『AI-503』のお手並み拝聴

2017.04.05

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

最新DAC「VERITA AK4490」を搭載してフルバランス伝送のUSB/DAC内蔵プリメインアンプTEAC『AI-503』

■Introduction

巷ではOPPO『Sonica DAC』が話題であるが、私が注目しているのはTEAC『AI-503』である。旭化成エレクトロニクスの最新型オーディオ用DACチップを採用。内部はデュアルモノ構成とくれば、音場感がいいに違いない。しかもプリメンアンプで、Bluetoothレシーバー機能があってaptX対応、さらにLDACにも対応した貴重なモデルなのだ。ヘッドホンアンプはLRグランド独立なので、φ3.5mm4pin端子で接続すれば音場感のいい音が狙える。4種類のデジタルフィルターを搭載しているので、自分好みの音質も追求できるのだ。

■Design

同社お得意のデュアルモノーラル構成でフルバランス伝送、つまりDACからプリアンプ、ボリュームに至るまでLRでホットとコールドを独立させた合計4回路構成になっている。さらにプリアウト機能があるので本機の高精度ボリュームを使ってパワーアンプと接続もできる。このボリュームは4回路の可変ゲインアンプ型ボリュームをフライバイワイヤ方式で制御している。このため小音量再生のギャングエラーが皆無で、イヤホンでもスピーカーでも音像定位のピタリと決まった音が再生できるのだ。

そして今回の目玉は旭化成エレクトロニクス社製DAC「VERITA AK4490」を搭載したことだ。DSD11.2MHz、PCM 384kHz/32bit対応した最新型のDACで、Astell&Kern『AK380』にも搭載されている。情報量の多さと力強さを追求したDACで、OSRDと呼ばれる内部でオーバーサンプリングすることで歪みとノイズを低減する技術を導入している。

パワーアンプ部にはICEpower社のクラスDパワーアンプを採用。コンパクトサイズのボディでフロア型スピーカーを駆動する実力を備えている。これに対してヘッドホンアンプはディスクリート構成、ほぼクラスA動作で温かみのある音を再現するという。

伝統の2連指針式レベルメーターは、黄色っぽい暖色系のバックライトから純白に変更されクールなイメージになった。今回はこのホワイトにピッタリのシルバーバージョンを借用した。

最新DAC「VERITA AK4490」を搭載してフルバランス伝送のUSB/DAC内蔵プリメインアンプTEAC『AI-503』
左からUSB/B入力端子、RCA同軸とトスリンクの光デジタル入力、ライン入力とライン出力、バナナプラグ対応スピーカー端子、ACインレットと並ぶ。

最新DAC「VERITA AK4490」を搭載してフルバランス伝送のUSB/DAC内蔵プリメインアンプTEAC『AI-503』
豊富な入力を誇る入力セレクター。フロントのφ3.5mmデジタル入力端子は丸型光端子にも対応している。Bluetoothのペアリングはノブを押しておこなう。

最新DAC「VERITA AK4490」を搭載してフルバランス伝送のUSB/DAC内蔵プリメインアンプTEAC『AI-503』
文字盤の色も白に変更された2連指針メーター。実は針のレスポンスも改善されキビキビ動くようになった。

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