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【ジュネーブモーターショー2017】イタルデザインとエアバスによる衝撃作『ポップ.アップ』

2017.03.31

【ジュネーブモーターショー2017】イタルデザインとエアバスによる衝撃作『ポップ.アップ』

 毎年3月の初旬に開幕するジュネーブ国際自動車ショーは世界4大モーターショーのひとつで、2017年で87回目を迎えた。開催国のスイスに自動車メーカーが存在しないこともあってか、世界に名だたる大規模メーカーから少量生産のコーチビルダーまで、欧州を中心にたくさんの自動車メーカーが会場にブースを構え、自慢のモデルを並べている。 

 スポーツカーで湧いた今年のジュネーブモーターショーだが、その中で異彩を放っていたのがゼロウーノとともにイタルデザインブースに展示されていたエアバス・ポップ.アップだ。ある意味、このクルマが今回のモーターショーで一番の衝撃作と言っていいだろう。

【ジュネーブショー2017】イタルデザインとエアバスによる衝撃作『ポップ.アップ』

 見ておわかりの通り、クルマにドローンを組み合わせた空飛ぶ自動車である。もちろん、すでに似たようなアイデアはすでにいくつも提案されているから、ネットニュースなどで似たようなものを見た人も多いだろう。それがイタルデザインとエアバスという誰もが知るメジャーなメーカーからジュネーブモーターショーという大きな舞台で発表されたのだ。それは驚き以外の何物でもない。

 簡単にクルマの概要を説明しておくと、ポップ.アップはエアモジュールとグランドモジュール、カプセルに分かれていて、エアモジュールとカプセルを組み合わせるとドローンになり、グランドモジュールとカプセルを組み合わせるとクルマになる。陸の上を走るときも、空を飛ぶ時も自動運転で、搭乗者は操作をする必要はない。

【ジュネーブショー2017】イタルデザインとエアバスによる衝撃作『ポップ.アップ』 【ジュネーブショー2017】イタルデザインとエアバスによる衝撃作『ポップ.アップ』

 またシャシーとドローンはそれだけで自立走行も可能なので、エアモジュールやグランドモジュールが単体で移動することも可能だ。シャシー、ドローンともにモーター駆動。最高速度はどちらも100km/hで、最大航続よりはシャシーで陸上を走る場合は130km、ドローンで空を飛ぶ時は100kmで、充電に掛かる時間は15分となっている。

 もちろん、ポップ.アップが実現するためには、空の交通インフラをはじめ、解決しなければならない問題がたくさんある。空で事故が起こった時の安全対策や、技術的な進歩も必要だ。しかし、もしかしたらこれが自動車の未来なのかと考えさせられる一方で、そんな未来に胸を躍らせていたりするのもまた事実。自動車の新しい可能性を見せてくれた注目の1台である。

【ジュネーブショー2017】イタルデザインとエアバスによる衝撃作『ポップ.アップ』

取材・文/編集部 撮影/望月浩彦

 

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