
コンビニやスーパーなどで見かける商品には、スーパーフード入りのものがどんどん増えてきた。一般社団法人 日本スーパーフード協会が出した今年2017年のトレンド予測の1位は「レッドフルーツ(アセロラ・ゴジベリー)」。そのレッドフルーツの代表である、アセロラやゴジベリーなどの「レッド」にはどのような栄養が関係しているのか、管理栄養士に聞いた。
■レッドフルーツの「レッド」に秘められた共通する栄養効果
アセロラやゴジベリー(クコの実)などは、市販のジュースやヨーグルト、ゼリー、菓子などではおなじみだ。これらに共通しているのは色が赤いこと。管理栄養士の前田あきこさんによれば、このアセロラやゴジベリーなどの赤色には共通した栄養価と効果があるという。
「野菜やフルーツの赤い色に共通しているのは『抗酸化力』です。アセロラやゴジベリー(クコの実)には、抗酸化力の高い栄養素が共通して入っています。身体の酸化を防ぎますが、それぞれアプローチの仕方が異なります」
●赤い色素の成分
アセロラ:ポリフェノール(アントシアニン・ケルセチン)
ゴジベリー(クコの実):カロテノイド(β-カロテン、ゼアキサンチン)
ではアセロラとゴジベリー(クコの実)の赤色が持つ「抗酸化作用」やその他の栄養効果、取り入れ方を詳しくみていこう。