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雄大なロッキー山脈がそびえ立つカナダ・スローカンバレーで暮らすジャグ

2017.04.04

「SPCAでは里親に渡す前にワクチン接種はもちろん、避妊去勢手術をします。ジャグはピットブル系ということで、以前に犬を飼ったことがあるというのが条件の1つでもあり、その他、飼育スペースは十分か、フェンスがあるか、収入などについてのチェックもありました。里親になるための費用は当時250ドルでしたが、ジャグは子犬だったので280ドル必要でした」

加えて、犬種特有の配慮も。

「BC州ではピットブル系の犬には監督義務があり、無登録(一般的な犬で50ドル、ピットブル系の犬では200ドルの登録料/2012年当時の金額)で犬を飼っていて、万一犬が逃げ出し、行政の機関に保護された場合には、1,200ドルの罰金が課されることになります」

ジャグはSPCAにいた頃から外でトイレをするようにしっかりしつけられていたこともあって、家の中を汚すようなこともない。当初は他の犬に吠えられただけで体が固まって動けなくなってしまうほどで、同じ月齢の犬と遊んでもらったり、ドッグパークに連れて行ったりして、かなり時間をかけながら生活に馴染ませていったそうだ。

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豊かな自然の中、家族で過ごすアウトドアのひととき/©A&J

朝起きればフードの前にオスワリをして食事タイムになるのをおとなしく待っている。強く自己主張することもなく、何か訴えたいことがある時には「ムゥ…ムゥ…」と小さな鼻声を上げる程度。娘さんが食事中の時には、テーブルからおこぼれが落ちてくるのを待ってひたすらその場にはりつき、ジャグにとってはちょっとした至福の時だ。

家庭犬としては申し分のないジャグだが、北米においてはこうした系統の犬に対し、依然として厳しい面もあり、散歩中に行き交った人から「危ない犬だ」と言われたり、借家を探すにも断られたりしたこともあったとか。しかし、当のジャグはそんなことにはお構いなし。夏には風が運んでくる山々の匂いを、冬には体が埋もれるほどの雪の冷たさを楽しんでいる。

「カナダという国は、家族としての犬をとても尊重しているなぁと感じます。ホテルやモーテルでは10~20ドルの追加料金で一緒に泊まれるところが多くありますし、私たち家族も小旅行に出かける時には必ずジャグも一緒に連れて行きます。犬連れで入れるカフェもあって、そういうお店では犬用のお水が用意されています。ガソリンスタンドでは犬用のクッキーをくれるところも多いですし、夏になるとショッピングモールの駐車場では犬を車内に置かないよう呼びかけるフライヤーもよく見かけますよ」

それだけ犬たちが人間の生活に浸透しているということなのだろう。

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