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雄大なロッキー山脈がそびえ立つカナダ・スローカンバレーで暮らすジャグ

2017.04.04

繋がれっぱなしで飼育されることもまだ多い日本の犬たちが、これを聞いたらどう思うだろう?と考えてみたくなる。

「この地域では、犬がいないお宅を探すほうが難しいというくらいほとんどのお宅で犬を飼っていますが、その分、犬に関連したトラブルが目立つのも事実です。たとえば、近所のニワトリやアヒル、ヤギ、子羊などの家畜を襲ってしまったとか、発生件数は少ないですが、逆にクマやピューマといった野生動物に犬が襲われるといったケースです。以前に私たち家族が住んでいたファームでも、1kmほど離れたところで飼われていたシベリアン・ハスキーが20羽の七面鳥を襲ったことがありました。その点、うちのジャグは家畜に興味はあるものの、襲うことはしないので加害者になったことはありませんけれど」

日本でペットとして暮らす犬たちと比べると、ずいぶんとワイルドな生活をしているSlocan Valleyの犬たち。

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幼い娘さんを背負い、ジャグと湖畔を散策。まるで映画に出てくるワンシーンのよう/©A&J

「ですから、トラブルが起きないように気は遣いますね。散歩はもちろん、ほとんどの犬がオフリーシュで過ごしているので、犬同士のケンカは極力避けたいですし、犬以外、馬やポニーにも気を遣います。と言うのも、この辺のトレイル(遊歩道)は馬の遊歩道にもなっているので、散歩中に馬に出会った時は驚かせないように一定の距離を保つようにしたり、ポニーが家の前を通る時などはジャグをフェンスの中に入れたりします」

こうした環境にあって、ピットブルとカネ・コルソとのハーフだろうと思われるジャグは、その風貌こそガードドッグに向いているが、家庭犬としての生活を満喫しているという。A子さんがまだ結婚前に別の町に住んでいた頃のこと、近所にたまたまBCSPCA(BC州のSPCA)があったことから見学のつもりで訪れたところ、そこに保護されていた生後6ヶ月のジャグと出会った。猫のフードをこっそり食べてスタッフに叱られていたジャグは、子犬とは思えないほどに落ち着いており、そんな様子にA子さんは、「いい犬だなぁ」と思ったそうだ。

ジャグについてスタッフの話を聞いているうちに興味が湧いてきた。しかし、19歳の愛犬を看取り、その面影を胸に抱いたままカナダに渡ったA子さんだけに、「またあんな辛い思いをするのか…」という気持ちが拭い切れない。幾晩か泣きはらし、迷った後に、A子さんは自分のコとしてジャグを引き取ることを決めたのだった。

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その風貌とは裏腹に、とても優しく穏やかな性格のジャグ(ピットブルとカネ・コルソとのハーフ、男のコ、推定5歳)/©A&J

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