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2017.03.20
■2016年、スパムでよく使用された話題は「スポーツとテロリズム」

フィッシング詐欺師は2016年最大の注目イベント、リオデジャネイロのオリンピックに便乗しただけでなく、UEFA欧州選手権、2018年・2022年開催予定のワールドカップといった他の大型スポーツイベントも悪用している。スパムメールの送信者は、こうしたイベントを騙った偽の宝くじ当選通知を送り付けていた。宝くじはイベントの公式団体の後援を匂わせ、受信者のアドレスは数百万件ものアドレスの中からランダムに抽出されたように装っていた。この手口はマルウェア付きスパムメールでも使用され、JavaScriptのダウンロードプログラム(カスペルスキー製品ではTrojan-Downloader.Script.Genericとして検知)を含むZIPファイルが添付されていた。

スパムメールでは、特に緊迫したシリア情勢をはじめとして、世界的に深刻な問題となっているテロリズムが悪用されることもある。いわゆる「ナイジェリアの手紙」はテロや難民の問題を巧みに利用した手口で、ナイジェリアの国家公務員やその周辺の人物を名乗る送信者から大量に送信された。文面は手紙によって差異があるが、送信者の狙いは、多額の報酬を約束してメールの受信者を悪事に誘うという点で共通していた。

Kaspersky Labのコンテンツ解析&リサーチグループ リーダー、ダーリャ・グトゥコーヴァ氏は、今回の報告について次のように述べている。
「2016年はスパムメールの動向に様々な変化が見られました。中でも顕著だったのは、ランサムウェアのインストールを試みる悪意あるメールの大量送信が増加したことです。ランサムウェアがこれほど広範囲に使用された背景として、ランサムウェアがブラックマーケットで売買されていることが考えられます。現在、サイバー犯罪者はスパムメールを送信するためのボットネットをレンタルできるだけでなく、いわゆるサービスとしてのランサムウェア(Ransomeware-as-a-Service)も利用することができます。つまり、攻撃者は必ずしもハッカーであるとは限らず、たとえコーディングの仕方を知らなくても容易に攻撃を実行することが可能です。残念ながら2017年に、悪意あるスパムメールの件数が減少する可能性はほとんどありません」

文/編集部

 

 

 

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