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『正露丸』51年ぶりの新製品は、あのニオイが気にならない液体カプセル(2017.03.21)

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■連載/阿部純子のトレンド探検隊

◆115年の歴史を持つ「正露丸」に51年ぶりの新製品が登場

 日露戦争が始まる2年前の1902年(明治35年)に誕生し、115年の歴史を持つ大幸薬品の「正露丸」ブランドに、1966年(昭和41年)発売の「セイロガン糖衣」以来51年ぶりとなる新製品「正露丸クイックC」(16カプセル・税抜1000円)が、4月3日から発売される。都内で新製品発表会が開催され、大幸薬品 代表取締役社長の柴田 高さん、同マーケティング部の佐藤 由佳さんらから新製品のお披露目が行われた。

51年ぶりの「正露丸」新製品は、独特のあのにおいが気にならない液体カプセル

「正露丸」といえば、ふたを開けた途端に感じる独特のにおいが特徴的だが、においのもとは「正露丸」の主成分である「木クレオソート」。木クレオソートはブナ、マツ、スギなどの原木から精製した自然由来の成分で、過剰になってしまった腸のぜん動運動を正常化し、腸管内の水分量を調整することで下痢や軟便に効果を発する。止瀉薬(下痢止め薬)はいくつかのタイプに分類されるが、木クレオソートは腸管運動正常化タイプで、他の止瀉薬とは異なり、腸の動きを止めることがないので、細菌やウイルスなどの感染性の下痢にも使用でき、胃で吸収するので腸内細菌のバランスにも影響を及ぼさない。

51年ぶりの「正露丸」新製品は、独特のあのにおいが気にならない液体カプセル

 新製品の「正露丸クイックC」も正露丸の主成分である木クレオソートの単味生薬製剤で、最大の特徴は素早い崩壊性。1分後にはカプセルが溶け始め、4分後にはカプセル内の木クレオソートを放出、6分後にはすべてのカプセルが溶解する。

 実際にカプセルのにおいをかいでみたが、鼻を至近距離まで近づけてようやくほんのりと生薬の香りがするだけで、飲む際にはまったくといっていいほどにおいを感じない。

51年ぶりの「正露丸」新製品は、独特のあのにおいが気にならない液体カプセル

 止瀉薬に求める消費者ニーズとして断トツのトップは「効き目に即効性がある」ということ。即効性や飲みやすさの点から剤形はソフトカプセルにこだわった。

「実は20年ほど前に正露丸のハードカプセルにトライしたが、木クレオソート自体に刺激性があってカプセルに抑え込むことが難しかった。今回は東海カプセルと共同で開発し、画期的な技術革新があって、ソフトカプセル化に成功した」(柴田社長)

「新製品は木クレオソートをカプセル化することに大変苦労した。正露丸特有のにおいを抑えること、カプセルで製剤を安定化させることに長い年月を費やした。ここまでしてなぜカプセルにこだわったか。ソフトカプセル、液体カプセルが消費者の間では効き目が早い、飲みやすいという印象が非常に高い剤形であったためだ」(佐藤さん)

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