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バッテリーの使い方がポイントになる新型『プリウスPHV』試乗レポ

2017.03.17

また、新型PHVは、先代の使い勝手が悪かった200V専用充電から、100V/急速充電に対応。充電設備のない自宅、高速道路のSAなどでも充電しやすくなっている。ちなみにPHV、PHEVはバッテリーがなくなってもガソリンが入っていれば走行可能。急速充電スポットでEVと遭遇したときは、先を譲るのが配慮というものだろう。

プリウスPHV試乗レポ
100V、急速充電に対応した

首都高速道路を走る新型プリウスPHVはとにかく快適で走りやすさ抜群。EV走行は制限速度域内なら余裕を持って行え、アクセルをけっこう踏んでもEVモードが解除されないあたりも感動に値する部分。以前、プロトタイプを袖ケ浦サーキットで走らせた経験があるのだが、サーキットシーンでも粘り強くEV走行してくれたのである。

プリウスPHV試乗レポ
発進からEV走行が基本のプリウスPHV

走行性能で標準型プリウスを大きくしのぐPHVだが、EVモードからHVモードに切り替わり、エンジンを回したときの騒音が目立つように感じられた。しかしあとで開発陣に聞けば、「エンジンのノイズレベルは標準型プリウスと同じ。長々とEVモードで静に走っていると、そのギャップがより大きく感じられるのが、そうした印象の原因」とのこと。

でも、標準型プリウスよりずっと高額なPHV、高級車と言える価格だけに、エンジンがかかったあとの静粛性レベルを引き上げてほしかった・・・というのが本音。未来感満点のEV走行が途切れると、いきなりフツーのクルマ感になり、現実に引き戻されるからだ。

ところで、新型プリウスPHVは標準で15インチタイヤを履き、上級のAグレードではOPで17インチタイヤを選択できる。ホイールも標準型プリウスと同じとはいえグッとカッコ良くなるので魅力的ではあるのだが、カタログのスペックを見れば分かるように、燃費性能がけっこう落ちるのだ(HV燃費で37.2km/L→30.8km/L、EV走行距離で68.2km→55.2km)。

プリウスPHV試乗レポ
15インチタイヤ。ホイールは地味

プリウスPHV試乗レポ
17インチタイヤ。ホイールはスタイリッシュ

プリウスPHVで静かでトルキーかつ上質な走りを披露してくれるEV走行をできるだけ長く行いたい・・・というなら迷うことなく乗り心地面でも有利な標準の15インチタイヤ装着車である。が、山道を活発にスイスイ走る楽しさを味わいたいならOPの17インチタイヤを薦める。タイヤのグリップ感がけっこう違い、全域の安定感がさらに高まるからだ。

プリウスPHV試乗レポ
OPの17インチタイヤ装着車

そのあたりの燃費か、走りの質かの選択はかなり悩ましいところではあるのだが、OPの17インチタイヤ(7万2360円)を装着しても、先代PHVよりEV走行領域が倍ほど拡大しているのだから、あまり気にすることはないかもしれない。標準型プリウスと17インチタイヤ装着車同士で乗り心地を比べた場合でも、150kgの重量増がいい方向に作用し、PHVのほうが快適でもある。

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