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2017.03.11

20代後半の社員が20代前半の社員に攻撃的になる理由

■連載/あるあるビジネス処方箋

なぜ、20代後半の社員は20代前半を攻撃するのか?

 大学を卒業し、会社に22~23歳で入社し、2~3年経ち、20代後半になると、後輩ができる。この頃から、先輩として後輩にあえて厳しく接したり、できないような仕事をさせようとする人が現れる。中には、パワハラやいじめをする人もいる。こういう20代後半の社員には、注意が必要だ。特に中小企業などに目立つ。しかも、仕事はあまりできない。

 今回は、前途が明るいとは言い難い20代後半の社員が、20代前半の社員に攻撃的になる理由を私の取材経験などをもとに考えたい。

■根拠なき自信をもっている

 本人は、20代前半の社員に厳しく接したとしても、「厳しい」とは思っていない可能性がある。そもそも、経験が圧倒的に浅い。22~23歳で入社し、仕事を2~3年したところで、依然としてビギナーの域を出ていない。おそらく、給料分を稼ぐことができていない可能性が高い。わずか2~3年で完ぺきにできる仕事ならば、難易度が低いはずだ。

それでも、本人は20代後半となり、2~3年の経験を積んでだけで、「そこそこデキル人」と信じ込む。根拠なき自信をもっているからこそ、周りからすると手に負えない。被害をもっともこうむるのが、20代前半の社員だ。しかも、得てして事務処理能力などが高く、前途有望な人がいじめなどを受けやすい。

■勘違いしている

 本人は経験が浅いがゆえに、思考も浅いことに気がついていない。問題や課題も正確にはつかめない。「なんとなく」というレベルでしかとらえることができない。経験が浅くとも、潜在能力の高い人は20代後半の時期にあえて謙虚になり、自分の仕事の問題や課題を見つけ出す。つまり、「考える力」がある。

 そんな人は、20代後半の中では相当に少数だろう。多くは「自分はそこそこにデキル人」と勘違いしていく。その勘違いにより、自らが成長する機会を失い、30~40代になったときにいかに損をするか、ということをわかっていない。30代になり、頭角をあらわす人と、平々凡々とした人になる人の差はこのあたりにある。

■自分の優位を確かめようとする

 22~23歳から2~3年の経験を積むと、会社や部署のことがわずかにだが、見えてくる。わかったかのような錯覚に陥る。すると、おぼろげな自信のようなものを形にしたい、と思い始める。その1つが、20代前半の人にできない仕事を与えたり、滅茶苦茶な指示をして、抑えつけたりすることだ。自分の優位を確かめようとする。この繰り返しで、おぼろげな自信を確かなものにしようとする。特に20代後半くらいに、このタイプが集中する。

 この人たちの多くは管理職になっていないから、権限や権力をもっていない。自分よりも経験が浅く、立場も弱い20代前半の人を狙い、滅茶苦茶な指示をすることで、権威をつかもうとする。

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