この様に、当時のユーザーは、価格や機能をかしこく選択しながら、それぞれの通信サービスを上手に利用していたのですが、
筆者の知人は、なんと「1台で携帯電話&PHS」がOKな機種を、当時購入したというのです。
その機種とは「ドッチーモ」 。
なんと1台で、携帯電話端末(ムーバ:かつてNTTドコモが、LTEの前のFOMAのサービスの、更に前に提供していた通信サービス)としても、PHS端末としても、「ドッチーモ(どちらにも)」使える機種です。
冗談みたいな名前の商品ですが、実際に、「シャープ」から販売された機種です。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/thumb/a/a7/SH821i_01.jpg/500px-SH821i_01.jpg
基本的に、「ドッチーモ」では、携帯電話(ムーバ)とドコモのPHS、それぞれの通話の契約を行います。
契約後は、1台の端末に、携帯電話(ムーバ)の「090-」と、PHSの「070-」の二つの電話番号が割り振られて、同時に待ち受けが可能となります。片方の回線の待ち受けを切って使用する事も可能です。発信の際は、携帯かPHS、どちらかを選んで発信します。
そ
んな「ドッチーモ」は、いわゆる、「携帯端末2台持ち」ユーザーが、持ち運びの省力化を図るには絶好の機種だった訳ですが…。
さて、「携帯端末2台持ち」ユーザーがいたこの時代、なぜこの時期に、彼が、携帯電話とPHSを別々持つ事をせずに、わざわざ「ドッチーモ」を購入しなければならなかったのでしょうか、その理由とは一体なんだったのでしょうか…。
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